■MCをこなし、著書も10万部を突破

 なぜ、蒼井はわずか2か月で山里との結婚を決めたのだろうか。別の芸能プロ関係者に話を聞いた。

「山里さんは現在10本以上のテレビ番組のレギュラーを抱え、そのうちの5番組ではMCを務めています。さらにラジオ番組も4本と、この世代の芸人の中でもかなりの売れっ子。ギャラは、たとえばTBSのゴールデン番組『メイドインジャパン!』(毎週月曜日21時から)は、60~80万円ほどと言われています。これはゴールデンのMCとしては激安ですが、“今は安くてもMCをやらせてもらうことが重要な時期”と捉えて、数をこなしているのではと言われていますね。それでも、MC以外の番組のギャラも考えると年収1億円はあるのではと。山里さんの稼ぎっぷりは結婚を後押ししたのは間違いないでしょう」

 さらに、昨年7月に発売されたエッセイ『天才はあきらめた』(朝日新聞出版)は10万部を突破。文才も申し分なく、今後は文筆業での安定的な収入も期待できるだろう。

「『天才はあきらめた』は、自分が天才ではないと悟った芸人・山里が、だからこそ人一倍努力しないといけないと、地獄のような努力を重ねて現在に至るまでをつづった自伝的エッセイです。

 山里さんは本当に勉強熱心で、2014年2月に自身のラジオ『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)で、ニュース解説でお馴染みの池上彰さん(68)に弟子入りしてたことを明らかにしています。ゲスト出演していたマツコ・デラックスさん(46)に、指摘されてそれが発覚したのですが、池上さんの“書生”としてニュースの見方などについて学んだということです。MCもできてニュースも語れるとなると、将来は古舘伊知郎さん(64)のようなポジションを築けるかもしれません。お笑いだけでなく山里さんが今後、幅広い仕事をやっていけるのは間違いないでしょう」(前出の芸能プロ関係者)

 山里は、前述の『山里亮太の不毛な議論』や、火曜パートナーを務める『たまむすび』(TBSラジオ)での、知性的かつロマンティックなコメントも好評だ。先の博多大吉(48)との不倫疑惑報道の際に赤江珠緒(44)をフォローしたりするなど、紳士的な姿勢も評価が高いという。

「男は中身で勝負といいますからね。知性的な面、紳士的な姿勢は蒼井さんならずとも好まれると思います」(前同)

 また、蒼井は山里の人間性にも惚れたのではとも。

「『山里亮太の不毛な議論』でも語っていましたが、3月20日と27日の2週にわたって放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)の最終回SPロケでの中居正広さん(46)との秘話や、俳優の東出昌大さん(31)と飲みに行くというエピソードなど、山里さんはお笑い業界だけでなく、さまざまな一流芸能人と親交を持っています。そうした共演者に愛される一面も魅力なのではないでしょうか」(同)

 お笑い関係者は語る。 

「山ちゃんは、一時はJR中野駅近くの1時間3000円のキャバクラに入りびたっていて、店のボーイからは“大将”や“若旦那”なんて呼ばれていたんです。そんな彼が、一流女優の蒼井優さんと結婚ですからね……。蒼井さんへの熱い思いや、並々ならぬ努力が彼女の心を動かしたんでしょうかね」

 5日19時からの会見、明けて6日深夜1時からの『山里亮太の不毛な議論』での山ちゃんのコメントに大注目だ。

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