“令和最初の~”がつくパチンコイベントは勝てる度数倍!? 【ギャンブルライター・浜田正則コラム】の画像
(イラスト/玉三郎)

 新台入れ替えの日やリニューアルオープン、あと7のつく日などのラッキーナンバーイベントなど、店のイベントはいろいろありますが、タイミングによって、これらが重複することってありますよね。おおむね、こういうときは期待値も信頼度も倍になると考えていいです。今回はそんなイベントがらみについて。

 みなさん良いタイミングに出くわしたかもしれませんよ。というのも、5月に改元がありましたよね。この「令和元年」というキーワードは、“イベント1個分”にカウントできるだけの代物。4月の平成終わりからここまで、いろんなホールを改元の観点から見てきましたが、現時点でもう断言しちゃいましょう。今年に限り、どのイベントも「令和」がついたら完全にタネありです(優良店に限る)!

 とはいえ、パチンコファンの方ならご周知の通り、2015年8月に施行された「空チラシ&空イベント禁止」は現在もイキで、今現在、告知が許されているイベントは、「グランド&リニューアルオープン」と「新台入れ替え」と「ファン感」のみ。ですので、これら告知の際に「令和最初の」なんて文言が入っていれば、突然信頼度が跳ね上がるというわけです。

 いちおう、この令和フィーバーというものが、そもそも5月で終わりゃしないかと、6月以降も「令和」を使うか探っていたのですが、やはりお店はここ一番のイベントで「令和」を掲げてきます。この現象は今年いっぱい続くでしょう。まだ年末までたっぷりありますので、めったに出くわすもんじゃないこの恩恵をしっかりうけちゃいましょう。

■タイプ別指南「1台を打つ派」と「フットワーク派」

1)データ派・直感派
2) 1台をずっと打つ派・フットワーク派
3) ハイリスクハイリターン派・ローリスクローリターン派
4) 財力がある・無い
5) 平日派・休日派
6) 短時間派・長時間派
7) 郊外・都会
8) 辛抱強い・飽きやすい

 前回からスタートしたタイプ別の指南。今回は「1台をずっと打つ派・フットワーク派」へのアドバイスです。

■「1台を打つ派」は地獄ハマりにご用心

 1台を打つ派の人は、独占心理と、そして「自分がどいた後に出されるのが嫌だ」という強迫観念が根拠の大半ではないでしょうか。気持ちは私も少なからず共感できます。ただ、こうしたタイプのリスクは、クソハマりに付き合ってしまうこと。「どの台を打っても確率は一緒。ハマるときでも、じっとしておいた方がいい」というのは、ひとつの有効な考え方です。ただし、私はこの理屈で、当たるまで意地になって同じ台を打ち続けたところ、宵越しで、4500回転してしまったことがあります。機種は『CR花の慶次~斬』。当時のマックス機で、大当たり確率約1/400でしたが、それにしても確率の10倍ハマリ突破、初期投資が20万オーバーです……。こうならないため、ハマリの際には見切り時も考えながら打ちましょう。

 そんな「1台派」にオススメなのは、「甘デジやライトミドル機」。いまなら『CR大海アグネス・ラム』や『CRスーパー海物語IN沖縄4(甘)』などが狙い目。あと低貸し玉コーナーですね。じっくり腰を据える人は、勝つも負けるも地味目に展開する台がいいです。

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