■「ハイリスク・ハイリターン派」は店一番のカモ……。でも実は勝ちやすい?
「ハイミドル機」を筆頭とするハイリスク・ハイリターン機しか打たない人は、残念ながらホールの売り上げの9割を受け持っている人たちになります。ですので、こちらの属する人は際限なくお金をつかってしまったり、借金による負債を作る恐れありです。そうした自覚もしつつ、節度ある遊びをしましょう。
ちなみに節度ある遊びにシフトするなら、ローリスク・ローリターン台を主軸に変えるか、はたまた打ち方を几帳面なスタイルに変えるなどが有効。適当に座ってだらだらと負けてしまう人は、何らかのテコ入れをしないことには店側の思うつぼですのでご注意ください。
ところで、実は研究熱心な人がこうしたバクチ度の高いシマの愛好家だと、途端に長所となります。極端な例ですが、もっとも勝ちに貪欲な人種=開店プロ集団が群がるのもまた、このハイミドル機で、そんな彼らが勝ち続けられる秘訣は、「いい意味で恐れ知らず」だからです。甘いクギ調整のときでも、ハマるときはハマるのがこうしたバクチ台で、常人は2万円も使えばヤメたくなるものですが、プロ集団は続行してブン回し続けます。この域に達すれば、存在の善し悪しはともかくとして、最強の勝ち組です。オススメは『旧・北斗無双』などの、バクチ度が高いけれど、トータルで見れば甘い計算になる台です。
■小金で遊ぶ「ローリスク・ローリターン派」、実は派手な勝負好きにこそオススメ!?
一方、当たってもわずかな出玉しか得られない遊パチ系に生息する「ローリスク・ローリターン派」ですが、ホール店長が一目置くのがこちらのタイプ。
強みは、とにかく「勝率」が高いことですね。ホールが回収する分を差っ引いたら、きょう日のパチンコは勝つことだけでも難しいのに、甘デジ愛好家は勝率5割強など当たり前。中でも、『海系』の安定感は破格ですので、こちらを主食にしてコツコツ勝ちに励んでください。
ところで、このタイプの打ち手って、実は小バクチに見えて、派手な勝負が好きな人にも向いています。「わらしべ長者」の法則で、大バクチに出るまでのタネ銭作りに甘デジを利用して、貯まったらハイミドル台に行き、ひとしきり終えたらまた甘デジに戻るという立ち回りができれば、「ローリスク・ハイリターン」という夢の打ち方となりますので、派手な勝負好きの方にこそお勧めしたいです。どうぞ参考にしてください。