■菊池桃子はプロゴルファーと離婚後…

 70年(昭和45年)、日本航空のCA、当時の呼称でいえば“スチュワーデス”を描いたテレビドラマ『アテンションプリーズ』(TBS系)は、30%を記録する大人気番組だった。同作品の主演女優で、その後も多くの青春ドラマに出演した紀比呂子(69)は今、小料理屋の女将として、忙しい毎日を過ごしている。

「80年代に結婚し引退。現在は、小田急線・祖師ヶ谷大蔵駅近くで、『はく』という店を経営。接客もしています」(前同)

 一方、タレント業を続けながらも、文化人的な活動を展開するのが80年代中期のトップアイドル・菊池桃子(51)だ。「桃子は五月みどりの息子であるプロゴルファーの西川哲と結婚。二児を産んでいます。ですが、40歳を過ぎて西川と離婚すると、第二の人生を歩みだしたんです」(アイドルライター)

 もともと勉強熱心で、アイドル時代にも多忙な中で短大に通っていた彼女は、再び勉強を始めた。「法政大学の大学院で学び、政策学の修士号を取得し、母校である短大の客員教授に就任したんです」(前同)

 その後は、「一億総活躍国民会議」の民間議員に選出されるなどもしている(現在は退任)。 こうした経歴に、高い知名度もあり、講演の依頼が殺到するのは当然だ。

「彼女はナレーターとしても売れっ子です。つまり、声の魅力もある。それに、語り口調は穏やかで、話も面白い。さらに、50歳を過ぎても愛らしいルックスはそのまま。講演を聴きに行く価値は大でしょう」(同)

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