■自宅では吸えないから近所のコンビニまで…
夫婦間のタバコ事情について、マンションで暮らす、非喫煙者と喫煙者にそれぞれ話を聞いた。
「夫が喫煙者ですが、話し合いで、キッチンの換気扇の下ならOKということになりました。ただ、夫が“トイレで吸わなきゃ排便できないから、どうしても”というので、例外的にトイレもOKになりました。ただ、トイレは窓もないので終わった後は扉を開けて換気しています。ベランダはマンション全体の決まりで喫煙できません」(40代・会社員)
「夫はベランダの隅のほうでこっそり吸ってますね。最初は換気扇の下もOKにしてたんですけど、私が嫌になっちゃってNGにしました。理由はこっちまで流れてくる副流煙ですかね。とにかく臭いんですよ」(60代・主婦)
「ベランダも換気扇の下でもNGです。タバコって部屋とかカーテンに臭いがつくからイヤ。吸うなら建物の外に行って吸ってもらうようにしています」(40代・OL)
「ベランダはOKです。夫婦の決まりとして話したことはないけど、旦那は自主的にそうするようになりましたね。会社でもうちでもだいぶ気にしてるんでしょうね」(30代・接客業)
「僕は喫煙者なんですけど、自宅では完全NGです……。吸えるのは近所のコンビニの外に置いてある灰皿のみ。そこまでわざわざ歩いて行って吸ってます。喫煙者にはせちがらいですよね。そろそろ電子タバコに変えますかね。でも電子タバコでもダメなのかな……」(30代・会社員)
「自宅で吸えるのは換気扇の下だけ。前はベランダでも吸ってたんだけどね。マンションのベランダは一応、専有部分だから吸っていいってことになってるんだけど、両隣さんから臭いとクレームがきちゃって……もうベランダでは吸えなくなっちゃいました。家では自主的に換気扇の下だけで吸っているんですけど、吸うときにはタバコを換気扇に近づけて、ダイレクトに煙が流れるようにしています。むなしいですがこれが日常になっちゃいましたね……」(70代・無職)
喫煙者と非喫煙者が同居する場合、自宅でタバコを吸う場所も限られるようだ。山里・蒼井夫妻にとって初めての夫婦喧嘩がタバコ絡み、ということにならなければいいのだが……。