■忖度する日テレと忖度しない極楽加藤
2017年11月23日に放送された『スッキリ』では、雑誌社が主催するイベントを取り上げた。このイベントには『新しい地図』の3人が出演していたため、日テレ編成部はイベント自体を取り上げることを嫌がっていたという。
しかし、それを知った番組MCの加藤が「うちは忖度する番組ではない」と主張し、番組ではイベントを取り上げた。ところが生放送では、3人が映っている場面をカットしてオンエア。
これに激怒したのがナレーションの『天の声』として出演する、南海キャンディーズの山里亮太(42)だった。山里は、VTRに映っていない『新しい地図』の3人について「香取くんと草なぎくんと、吾郎ちゃんも選ばれてるのよね」とコメントし、さらに加藤が、「なんで(VTRに)いないの? なんだよ、それ」とつけ加えた。
『週刊文春』の記事では、山里と加藤の発言により、現場はパニックに陥ったと伝えている。
「また、最近の『スッキリ』でもジャニーズ事務所への忖度が見られました。7月19日、香取が東京五輪スタッフのユニフォーム発表会見に参加。ところが、24日放送の『スッキリ』では、イベント自体は取り上げつつも、香取を“完全スルー”したんです。香取のことに触れないことに疑問を抱いた、ハリセンボンの近藤春菜(36)が、“これって香取さんがデザインしたんですよね?”と、香取もイベントに出席していたと発言し、ようやく香取の存在が明らかになったんです」(芸能プロ関係者)
そんな香取が、今回『スッキリ』に生出演するというから期待は高まる。
ネットにも、「おぉ! ついに! 楽しみ!」「これが普通だと思うんだけど。これからも普通にやってほしいです」「加藤は、SMAP解散後にも慎吾・剛・吾郎ちゃんのことをテレビで発言してきた数少ないタレントの1人」「加藤さんのおかげかな?」と、香取の地上波生出演を歓迎する声が多数上がっている。
「日テレサイドとしては、“もうジャニーズ事務所への忖度はないですよ”ということをアピールするために出演させるとも考えられますが、これまでも一切忖度しなかった加藤、山里、近藤がいるからこそ、28日の生出演が実現したんでしょう。生放送では“狂犬”加藤による、ジャニー喜多川氏の逝去についてや、“久々の地上波出演”についてなど、ブッコミもあるかもしれませんね。そこも忖度なしでやってほしいですね」(前出の芸能プロ関係者)
地上波、それも生放送での加藤と香取の共演。ここから新しい波が生まれるかーー。