千原ジュニア(千原兄弟)
千原ジュニア(千原兄弟)

 8月28日に放送された『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)は、「衝撃の結末12連発」と称した3時間スペシャルだった。番組内で漫画家志望の大学生が登場し、「すごく頑張り屋さんで感動しました」「彼の漫画をぜひ読んでみたい」と大きな話題になった。この日の放送の中で、新宿区の“三の輪湯”という銭湯で、ターゲットを探していたとき、偶然銭湯に来ていた青年に“銭湯の回数券をプレゼントする代わりに自宅を訪問したい”と番組スタッフが伝えると、すんなりOK。一緒に自宅へと向かった。

 彼は東京工芸大学のマンガ学科に通う、漫画家志望の大学生。現在は銭湯の近くにある“家賃2.5万円の風呂なし4畳半”のアパートで、学費と生活費のやりくりをしながら節約生活をしているという。話を聞いている最中、スタッフからの提案で彼が描いた漫画を見せてもらうことに。“てるてる坊主”というタイトルの短編漫画で、てるてる坊主が女の子のために太陽まで飛んで行き「明日天気にしておくれ」というストーリーだった。ほのぼの系の物語かと思いきや、てるてる坊主は月や太陽に「太陽に行っても暑くて死ぬだけ」など言われながらも、「何もできずに首吊るよりまし」と言って、女の子のために燃えてでも晴れにしてあげようとする切ない話だった。

 この物語は、彼自身の漫画家という夢を突き進む“想い”が詰まった作品。幼い頃にいじめにあっていた彼は、小学生のときに飛び降り自殺を試みたそう。しかし未遂に終わり、発見した先生から口止めを要求され「死ぬことにも意味ない」と思ったと告白する。そのとき、ふとしたきっかけで漫画を初めて読み、心に刺さったことで“見返してやろう!”という想いに至ったという。てるてる坊主の「首吊るよりまし」というセリフは、そのときの自分を投影していると明かした。

 彼の夢に対する情熱に、ゲストの千原ジュニア(45)を始めとした出演者たちは拍手喝采。視聴者からも「漫画家を目指している大学生の生き様がすごく心に刺さった」「これだけ夢を臆せずに人に伝えられる人だから叶うんじゃかいかな」「絶対に漫画家として成功してほしい!」「この漫画を読みたいので売ってください」「めちゃくちゃ面白そうな漫画で興味深々」「彼の話を聞いて涙が出てきました。こんなに頑張ってるなら絶対に漫画家になれる気がする」など、絶賛の声が上がった。

 ぜひ夢をかなえてほしい!

あわせて読む:
・千原ジュニア&ケンドーコバヤシも大絶賛! アインシュタイン・稲ちゃんの「イケメンぶり」
・ベッキーの壮絶エピソードに千原ジュニアも驚愕!「段ボールに詰められて…」
・蛭子能収『旅バラ』新ルールで、太川陽介とコンビ崩壊か