■Toshlが思わず言葉を失った羽生の姿とは?

 このときの2人のやり取りは2019年6月13日号の『女性セブン』(小学館)にも報じられている。

「『女性セブン』によると、初日のリハの際に握手を求めたToshlさんに、羽生選手は、練習で何度も転び真っ赤に腫れ上がった右手を差し出し“一生懸命やることしか能がない”と笑顔で話したそうです。慢心創痍でも常にベストを尽くそうとする羽生の真摯な姿を見て、Toshlさんは言葉を失ったといいます」(前出のフィギュア関係者)

 当時、Toshlは自身のブログでも羽生について「力になりたい、一緒にやりたい、応援したい、と心から思わせてくれる羽生結弦くん あまりにもその衝撃的なお人柄に感激し、人として大切なことを学ばせていただいております(原文ママ)」と絶賛していた。

「2019年9月15日のウエブメディア『BuzzFeed』のインタビューでも、Toshlさんは当時の羽生選手の演技について“なかなか出会えない方。本当に魂こめて全身全霊で、身を削って舞う。それがやっぱり伝わるんです。だからこそ、羽生結弦なんでしょうね。尋常じゃないものを醸し出している”と語っています。

 実はToshlさんは現在、自身初の絵画展『マスカレイド・展』(龍玄とし名義)を開催中。“絵の素養はない”という彼が絵筆をとったのも、羽生選手にインスピレーションを受けたからだそうですよ。羽生選手との出会いによって、彼は“人生”までも変えるような衝撃を受けたということです」(前同)

 日本を代表するアーティストにさえも影響を与え続ける羽生の魅力。今シーズンも進化を続け、大いに楽しませてくれることだろう。

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