■『緊急取調室』のアノ人も参加

 そして、相棒を務める岩田剛典の「愛すべき子犬顔」も、ディーン・フジオカと相性抜群。彼の運動神経やリズム感を生かしたアクションも期待大だ。

 さらにもう一つ、『シャーロック』が大成功しそうな、なによりの大きな要素がある。それは脚本家が井上由美子氏ということである。『白い巨塔』(フジテレビ系)や『緊急取調室』シリーズ(テレビ朝日系)で、しっかりと人間の細やかな心理の動きを描いてきた井上氏。『シャーロック』も、「名作の、奇をてらった焼き直し」で終わらせるようなことは、絶対にしないだろう。

 ひと昔前の恋愛王道ドラマ枠とは違った動きをしている、近年の“月9”。2019年に入ってからは『トレース~科捜研の男』『ラジエーションハウス』「監察医朝顔」と、硬派な職業ものが続いてきた。2019年のラストを飾る、この男だらけの月9『シャーロック』がどう動くのか、ぜひ注目したい。

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