■累計売上1位はキンキ!

1位:KinKi Kids『硝子の少年』(1997年)

 発売初週に31.5万枚を売り上げ、初登場1位。累計売上は179.2万枚でKinKi Kids最大のヒットシングルとして知られる。

堂本剛(40)は『金田一少年の事件簿』、堂本光一(40)も『銀狼怪奇ファイル〜二つの頭脳を持つ少年〜』(ともに日本テレビ系)で主演を務めるなど、デビュー前から人気を誇っていました。また、この曲は作詞・松本隆(70)、作曲・山下達郎(66)と、大物タッグによるものですからね」(レコード会社関係者)

 2位には、ジャニーズ事務所の“長男”こと、近藤真彦(55)の『スニーカーぶる~す』(1980年)が入る。

3位:KAT-TUN『Real Face』(2006年)

 発売初週で75.4万枚を売り上げて初登場1位。累計売上は104.6万枚。2006年度の年間シングル売上ランキングでも1位に輝いた。

「メンバーの脱退が続き、現在は亀梨和也(33)、上田竜也(35)、中丸雄一(36)の3人で活動を続けるKAT-TUNですが、『Real Face』の初週売上75.4万枚という記録は、ジャニーズグループでもトップクラス。デビュー前から、いかにKAT-TUNに注目が集まっていたかがうかがえます」(前出のレコード会社関係者)

4位:嵐『A・RA・SHI』(1999年)

 発売初週で55.7万枚を売り上げて初登場1位。累計売上は97.3万枚。CDジャケットの「嵐」の文字は、ジャニー喜多川氏によるものである。

「今や国民的グループとなり、11月9日に行われる『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』でも歌唱を披露することが決まった、の記念すべきデビューシングルです。来年いっぱいでの活動休止を前に、あと何度、嵐の5人による『A・RA・SHI』を聴くことができるのか。1回1回を噛みしめて聴きたいですね」(前同)

5位:King&Prince『シンデレラガール』(2018年)

 発売初週で57.7万枚万枚を売り上げて初登場1位。累計売上は昨年末までで68.8万枚。ファーストシングルの年間売上50万枚超えは、2006年5月発売の秋川雅史『千の風になって』以来、11年ぶりで、2010年代では初の記録となった。

「8月に発売された4枚目のシングル『koi-wazurai』も、初週39.9万枚を売り上げました。これで、デビューシングルから4作連続の初週30万枚を超えとなり、KinKi Kids、KAT-TUNに次ぐ3組目の快挙を達成しています。“ポスト嵐”として呼び声の高いKing&Princeですが、売り上げから考えるとそれも納得ですね」(別のレコード会社関係者)

 嵐、キンプリと上位にランクインする中、気になるのがSMAPのデビュー曲の売り上げだ。

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