新井浩文
新井浩文

 9月26日、派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交の罪に問われた俳優の新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告(40)の第2回公判が、東京地裁で開かれた。

 新井被告はこれまでの裁判と同様、改めて無罪を主張。法廷で自身が出演する“再現VTR”も流し、「暴力や脅迫は一切やっていない」と話した。一方で、これまでも別の女性従業員と性行為に及んでいたことが明らかになった。

 裁判は10月23日に結審し、12月2日に判決が言い渡される。

「新井の裁判はとにかく生々しい。新井被告の弁護士の戦略でもあるのでしょうが、芸能人の裁判で、これだけ詳細に当時の様子を証言したり、再現VTRまで作ったりするのは記憶にない。とにかく無罪を勝ち取る、なりふり構わない、といった感じです」(芸能記者)

 新井被告自身と、被害女性と背格好が近い女性が出演するVTRは、マッサージ中の体の動きを再現する2分28秒の映像で、裁判官と検察に向けて流された。

「新井は過去にも別店舗の女性従業員4~5人と行為に及んだことを明かしています。派遣型マッサージ店について“風俗店ではないですが、限りなくグレーゾーンに近い店”と、常習性をほのめかす発言もしています。“出入り禁止”にされた店があったことも明かしています。今回、新井は“グレーゾーン”発言をしていますが、他にも派遣型マッサージ店、いわゆる“メンズエステ”でトラブルになってしまった男性芸能人は少なくありません」(前出の芸能記者)

 昨年10月発売の『週刊新潮』(新潮社)が、松坂桃李(30)の迷惑行為を告発している。松坂は、高級メンズエステで“性的なサービス”を要求し、女性従業員を困らせたという。

 記事によると松坂は、女性従業員に「股関節のキワどい部分へのマッサージ」などを要求したほか、“紙ショーツから股間をはみ出させる”という露出行為までしていたという。松坂の所属事務所はこれを全面否定したが、イメージを下げることとなってしまった。

 2015年には『週刊新潮』が、妻夫木聡(38)が出張マッサージ店で、女性従業員に「オプションってないんですか?」などと性的サービスを要求していたと報じた。拒否された際にも「追加料金も払うので」と粘り、断りきれず実際に性的なサービスを提供してしまった従業員もいたという。

 さらに2014年には『週刊文春』(文藝春秋)が、山下智久(34)を迷惑な客の1人だと報じた。山下は、性的サービスを断った女性従業員に「あの俺だよ?」と食い下がっていたが、口説き落とすことができずに“出禁”になったとされる。

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