生田斗真
生田斗真

 10月4日、NHK大河ドラマいだてん〜東京オリムピック噺〜』のクランクアップを祝う打ち上げが、東京・港区の高級ホテルの宴会場で行われた。

 10月11日発売の『FRIDAY』(講談社)によると、打ち上げの規模は史上最大級で、1部の主人公・中村勘九郎(37)、2部の主人公・阿部サダヲ(49)、ビートたけし(72)、綾瀬はるか(34)、星野源(38)、生田斗真(35)、松坂桃李(30)など、錚々たる出演者と、スタッフ・関係者合わせて総勢600人が会場に詰めかけたという。

 それだけ多くの参加者がいただけに、1次会は出演者が順番にあいさつをしただけで終了。ちなみに、会費は1次会が7000円、2次会が5000円と、こちらもドラマの打ち上げとしては“史上最大級の額”になったという。

 一方、ドラマ自体は、2月10日放送の第6話から視聴率が1桁台に落ち込み、第32話では5.0%と、大河ドラマ史上最低の視聴率を記録してしまった。

『FRIDAY』の記事によると、脚本を担当した宮藤官九郎(49)は打ち上げのスピーチで、ドラマに触発されてランニングをしていたら視聴者に声をかけられ、「視聴率が悪いから走ってるの?」と聞かれたと、自虐エピソードも披露したという。

「打ち上げは大いに盛り上がったようですが、大河ドラマ史上に残るワースト記録連発の『いだてん』関係者の間では、責任のなすりつけ合いが始まっているといいます。打ち上げの席で自虐トークを繰り出したクドカンも戦犯の1人になってしまうのでしょうが、『あまちゃん』の功績があるため、彼を叩くことはないみたいです」(制作会社関係者)

 大みそかの『NHK紅白歌合戦』では例年、その年の朝の連続テレビ小説や大河ドラマの出演者が登場して、ドラマの内容を振り返る場面も見られるが、

「『いだてん』の関係者も『紅白』の関係者も、大みそかの大舞台で低調だった大河を取り上げたくはないでしょう。今年の『紅白』では『いだてん』にタッチする予定はないと聞こえてきています。

 来年の東京五輪を盛り上げるための大河が過去最低となり、プロデューサークラスにも責任を問う声が上がる可能性もあるそうです。局内では“『いだてん』をなぜ朝ドラにしなかったんだ”なんて声もあるとか。でも、大河のために書かれた作品なのに、なんで朝ドラにしなかったと言ってもね。

 ただ、確かに大河ドラマの王道は戦国時代と言われていて、近現代が舞台の作品は数字を残せていない。ずっと見ている視聴者にはとても評判の良い『いだてん』ですが、多くの人に見てもらうという意味では、極めてハードルが高かったのでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 だが、『いだてん』は最終回目前のここにきて、視聴率が微増してきている。来年の東京五輪を盛り上げるべく、有終の美を飾ることはできるのだろうか!?

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