韓国の女性アイドルグループ「ＫＡＲＡ」の元メンバー、ク・ハラ（２８）が１１月２４日、突然この世を去った。
「死亡のニュースが伝えられるやいなや、ネット上にはハラの元交際相手でヘアデザイナーの男性への悪質な書き込みが殺到したんです。結果、翌日には男性は自身のＳＮＳを非公開に切り替えました」（芸能関係者）
２０１８年、ハラはこの元交際相手との暴行疑惑や脅迫問題がメディアに報じられ大騒ぎになっていた。
「元交際相手の男性は、ハラを暴行して脅迫した疑いで起訴され、今年８月に懲役１年６ヶ月、執行猶予３年を言い渡されました。この事件では、ハラが男性からリベンジポルノの被害にあっていたことや、別れ話のもつれから、彼女も男性に暴行を働いていたことなどが次々と報じられました。それ以降、元交際相手だけでなく、ハラ自身もネット上で様々な誹謗中傷を受け、それが今年５月に起こった自殺未遂の一因になったのではないか、とも言われていました」（前出の芸能関係者）
韓国では近年、こうしたネット上の書き込みが問題になっている。
「キーボードで打ち込んだ言葉で追い詰めることから“指殺人”と呼ばれ、深刻な社会問題になっています。ハラ自身だけでなく、彼女の死後、周囲の人間までその脅威にさらされているのです」（前同）
それは元交際相手の男性に限った話ではない。
「１１月２４日にハラの悲報が伝えられると、韓国の男性アイドルグループＳＵＰＥＲ ＪＵＮＩＯＲのヒチョル（３６）が突然、自身のインスタグラムを非公開に切り替えたんです。インスタ上のフォローもすべて削除し、現在は閲覧できない状態になっています」（同）
