石田ゆり子
石田ゆり子

 映画『マチネの終わりに』で、福山雅治とともにW主演を務める石田ゆり子(50)が、とんでもないフェロモンを噴出しているという。同作を試写会で観たという映画評論家の秋本鉄次氏が興奮気味に、こう話す。「石田は、フランス在住のアクティブな敏腕ジャーナリストという役どころ。そんな彼女が、ギタリスト役の福山とプラトニックな恋に落ちるんですが、劇中、たった3回しか会わず、絶えず、もどかしさが漂います。そんな中、一度だけ2人がキスをするんですが、舌を絡ませているような、ねっとりとした様子で、10秒以上はお互いの唇を求めあっていました。“これぞ大人のキス”という感じでしたね」

 そして、濃密な雰囲気が漂い始めたところで、物音が聞こえてキスが中断。「福山も僕ら観客も、まんまと石田にジラされた(笑)」と、秋本氏はうなるのだった。

 しかし、そうしたディープキスシーンに惑わされたのは、観客だけではなかったようなのだ。当の石田も同作の完成披露試写会で、こんな思いを口にしている。「石田と福山とは25年前にCM共演して以来、ドラマでも映画でも会ったことがないらしく、“この作品で福山雅治さんと一緒になることになっていたんだな……と、感無量でございました”と、運命的であったことを匂わせました。福山もそれに共感し、会場は異様な熱気に包まれていました」(スポーツ紙記者)

 仕事とはいえ、既婚者である福山に対し“運命”をアピールした石田だが、いったい、どんな思いで突き動かされたのか。男女のラブライフに詳しい東邦大学医学部医学科客員講師である西郷理恵子氏に、運命を感じる瞬間の女性心理について聞いた。

「石田さんのように、女性が運命を感じるときは、うわべだけの関係ではありません。相手に対して内面的に深い共感などを感じると、“彼とは運命的だ”と思うことがあるかと思います」

 同時に石田は、福山の役柄に影響を受けてか、後日の公開記念舞台挨拶では「ギターを習い始める」と宣言して会場を驚かせたが、「一般的に、50歳は人生の節目を感じる年齢。興味があったけれども、やってこなかったことに挑戦したいり残したことを始める傾向はあります」(前同)というから、福山の存在が“心身のカンフル剤”となったことがうかがえる。

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