■「家はやっぱ都心に近いほうがいい」

 2000年4月の『JUNON』(主婦と生活社)で櫻井は、自身の結婚について「希望としては、30歳くらいまでに結婚したいんだけど。現実は難しいかなぁ。いや、結婚したいっていうより。家庭がほしいの(笑)」「俺、奥さんには働いててほしいんですよ。仕事してる女の人が好きだし、奥さんが仕事してるのも好きだし」と発言していた。

「櫻井と2018年夏頃まで交際していた、元テレビ朝日の小川彩佳アナ(34)は、まさに結婚しても仕事を続けていきたい、仕事に打ち込む女性そのものですよね。櫻井は、真剣にキャスター業に取り組む小川アナに惹かれて、交際に至ったのかもしれませんね」(前同)

 さらに、同じ『JUNON』では、マイホームについて「マンションよりは一軒家かな。場所は俺、ちっちゃい頃からずっと都心に住んでてすげえ便利だったから、やっぱ都心に近いほうがいい。子どもできても都心に近いほうがいろいろ遊べるだろうし、学校とかも便利だし」と話し、さらに「子どもは男、女、かな。俺、子ども大好きなんですよ、すっごい。弟も妹もかなり年が離れてるから、面倒もよくみてたし。子どもの世話するのが好き」と語っている。

「櫻井は東京都港区育ちで、慶應義塾幼稚舎に入学して、そのまま慶應義塾大学卒業です。“子どもできても都心に近いほうがいろいろ遊べるだろうし、学校とかも便利だし”という発言は、子どもにも自分と同じように、慶應に通わせたいという思いがあるのかもしれないですね」(同)

 2006年3月『ポポロ』(麻布台出版社)の、恋愛と結婚の相手は一緒かどうかという質問に対しては、「俺はけっこう、恋愛すると結婚をビジョンに入れちゃう」と発言。

 また、2007年2月の『ポポロ』では、結婚相手の条件として、「条件のマストは“価値観がいっしょ”ってことなんだろうな。結局これにつきると思うし、価値観が違ったらいっしょに家庭を作ることなんてできないと思う」「出来たら家族と仲がいいほうがいいかな。今の自分の家族を大事にしているコだったら、俺と作る新しい家族も大事にしてくれそうだからね」と話している。

「結婚後の生活や、家族との関係性についても冷静沈着に話していますよね。また、“俺はけっこう、恋愛すると結婚をビジョンに入れちゃう”と話していますが、小川アナとの結婚も意識していたのかもしれませんね。ただ、櫻井は“嵐でいる限りは結婚しない”という、ファンを何よりも大切に思う、アイドルとしての強い覚悟を持って活動していたといいますから、小川アナとの結婚よりも、嵐の活動を優先させたのではないでしょうか」(同)

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