■年齢の近い嵐にも礼儀正しく接する
しかし、2016年にSMAPは解散。現在は、新しい地図として活動する稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)とともに、I女史もジャニーズ事務所を退社した。
「SMAP解散、I女史退社以降、キスマイはなかなかジャニーズの上層部から推されることがなかった。しかし、彼らは陰で努力を重ね、徐々に認められていったそうです。それが感じられるのが、キスマイメンバーの徹底された礼儀の良さではないでしょうか。
キスマイのメンバーは、“勉強させてほしい”と、同じジャニーズのグループのコンサートをよく見学に行くといいます。そうした場合、通常、タレントは、裏口から入り、関係者席で見て、終了後、楽屋を訪れて出演者に挨拶してサッと帰るというのが普通。しかしキスマイメンバーは、たとえば嵐のコンサートのときでも、コンサート終了後、すぐに楽屋には入らず、楽屋前の廊下で何十分もずっと待っているんです。それだけではなく、廊下をバタバタと通るスタッフに対し、“お疲れ様です!”とずっと挨拶を続ける。嵐とキスマイメンバーは年齢が近く、個人的には仲もいい。ただ、コンサートなどの現場では嵐、そしてスタッフに対しても、状況を考え、徹底的に礼儀正しく行動するんです。こういった積み重ねた小さな努力が結実し、今回の紅白初出場につながったのではないでしょうか」(前同)
『10万円でできるかな』で共演する、サンドウィッチマンの伊達みきお(45)は、キスマイの紅白出場が決まってすぐ、ブログに「紅白おめでとう」と題した記事を投稿。
「キスマイは結成9年で念願の、いや悲願の初出場! メンバーみんなから、喜びのメールが届きました。良かったぁー本当に」「一緒に番組やらせて貰ってますが、メンバー7人、本当に気持ちの良い兄ちゃん達です。きたやん、たいちゃん、横尾くん、たまちゃん、せんちゃん、にか、宮田くん☆おめでとうさん!」と、メンバー1人1人の名前を挙げ、彼らを祝福した。
「紅白出場が決まった際、番組で共演する伊達さんにメンバー全員がメールしているという点からも、彼らの律儀さがうかがえますよね。バラエティ番組での腕は、元SMAPの中居に鍛え上げられ、さらに好感度ナンバーワン芸人のサンドウィッチマンもプッシュするキスマイ。2020年は、音楽番組だけでなくバラエティ番組でも、さらなる活躍が期待できそうですよね」(同)
2020年は、キスマイ飛躍の1年になりそうだ!