■高須氏のラジオ発言に佐野が反論

 毎年、大みそかから1月1日未明にかけて放送される『笑ってはいけない』シリーズ。今年は、元SMAPで現在は『新しい地図』として活動する、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の3人がそろって出演するという報道が出るなど、放送前から話題を呼んでいる。

 しかし、マイナス面での話題もあった。11月6日に行われた同番組の収録中に、俳優の佐野史郎(64)が第三腰椎を骨折したことも大きく報じられたのだ。

 佐野は「放送に関しましては、私の負傷で笑えない状況にならないよう放送されることを、心より願っております」とコメントし、大人の対応を見せた。

「問題はこのあとでした。11月9日、高須さんがナイツのラジオ番組『ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)に出演し、佐野さんの怪我について、“ここだけの話やけど元々、実は佐野さんから『もっとこうしたい』って言葉があったんです。佐野さんが『思い切ってやりたい!』と。『ありがとうございます! じゃあいいですか?』『大丈夫!』ってなって、(骨折に)なっちゃった”と、佐野さんが張り切り過ぎてしまったから、怪我につながったと話したんです」(前出のお笑いプロ関係者)

 ところが同日、佐野は自身のツイッターを更新し、「そんなこと、一言も言ってません。佐野史郎」「ラジオを聴いていないので、なんとも申し上げられませんが、スタッフの方から安全であることを確認した旨、うかがった上で挑戦した経緯です」と、高須氏のラジオでの発言を真っ向から否定した。

 佐野のツイートを受けて、高須氏もツイッターを更新。「ラジオでスタッフから聞いた話をしっかり確認もとらずに話した事で、療養中の佐野さんに嫌な思いをさせてしまったことについて、放送日の夜、番組プロデューサー経由で事務所の方に連絡をとり、行き違いが起きた説明と、謝罪の気持ちをすぐにお伝え致しました」と、佐野に謝罪したことを明かした。

 佐野も11月12日、ツイッターで「高須さんからもご丁寧なお詫びのお言葉いただきました。ありがたいです」と、謝罪を受け入れたことを明かしている。

 松本は11月17日、レギュラーを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「申し訳ないとしか言いようがない」と真剣な表情で語り、「すごく大人の対応をしていただいた。スタッフも反省と感謝しかないでしょう」と心境を明かしていた。

「高須さんは収録の現場にはおらず、スタッフから聞いた話を確認もとらずにラジオで話してしまい、大きな騒動に発展してしまった。この軽率といえる行為を、怪我をした佐野さんに対して失礼だと松本さんが問題視しているのでは、という声が聞こえてきます。この話が本当なら、男気ある松本さんが怒るのも当然かもしれませんね。去年まで高須さんと一緒に出ていた『THE W』に今年出演しなかったのも、そのせいだという話も……。

 6年連続毎年年明けには、超人気番組の『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)が放送されてきましたが、この番組にも高須さんが関わっています。出演芸人のスケジュールは押さえられているそうですが、まだどうなるか分からないかも……なんて話も出ているようです」(前同)

 ダウンタウン松本と盟友・高須氏。2人の関係が笑えないものにならないことを心から願いたいが……。

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