■禁断移籍の小川アナ&毒舌キャラの宇垣美里

 今年フリーになったことで波紋を広げたのが、元テレビ朝日の小川彩佳アナ(34)だろう。

 小川アナは、4月5日にテレビ朝日を退社し、6月3日からは『news23』(TBS系)のメインキャスターとして新たなキャリアをスタート。

「これまでは、辞めた局アナが他局の番組を担当するまで、1年は間を空けるのが業界の慣例といわれていました。有働由美子(50)が『news zero』(日本テレビ系)のキャスターに、NHKを退局後半年で就任したりと、少しルールがゆるくなってきているとはいえ、小川アナのように民放のアナが退社してわずか2か月で、他局のキャスターに就任するなど異例中の異例。テレ朝の上層部は、『news23』と小川アナに激怒していると聞こえてきています。

 そんな“禁断移籍”をしたにもかかわらず、『news23』の平均視聴率は3~4%と、結果を残すことができておらず、小川アナはTBS内で肩身のせまい思いをしているかもしれないですね。早くも降板説も出る危機的な状況です。ただプライベートでは、有名若手起業家の豊田剛一郎氏(35)との結婚が明らかになるなど、こちらは充実しているのではないでしょうか」(芸能レポーター)

 今年フリーになった女子アナといえば、宇垣美里(28)もその1人。

「3月にTBSを退社し、4月に発売されたファーストフォトエッセイ集『風をたべる』(集英社)も大きな話題になりました。また、4月22日発売の『anan』(マガジンハウス)で表紙とグラビアを飾り、同性からも支持を集めています。さらに、フリー転身後はコスプレイベントや新商品リリースイベントなどに引っ張りだこ。イベントのギャラは1本200万円ともいわれています。宇垣については、毒舌キャラも定着しつつありますね」(前出の女子アナウォッチャー)

 宇垣は7月12日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演。昨年3月発売の『週刊現代』(講談社)で報じられた、“コーヒーぶちまけ事件”の真相を告白。『週刊現代』の記事では、突然プロデューサーから番組降板を告げられ、怒りのあまり、宇垣がコーヒーカップを壁に投げつけたと報じられていた。半ば都市伝説かと思われていた話だが、宇垣本人の口から真相が明かされた。

 直前になってから番組降板を告げられたことに腹を立て、プロデューサーが宇垣のために買ってきた缶コーヒーを「あなたからもらったコーヒーは飲めませんとジャーッと捨てた」と、宇垣は明かした。

 さらに、このエピソードが外部に漏れたことについても「私とプロデューサーしか知らない話がどうして外に出るの? 民度が知れるわ」と吐き捨て、ダウンタウン坂上忍(52)もドン引き。

「“民度が知れる”発言もあり、宇垣は今、TBS内では総スカン状態です。現在はTBSラジオの『アフター6ジャンクション』の火曜レギュラーを担当していますが、次の改編ではどうなるか……。

 また、イベントには引っ張りだこで、CMも数本ありますが、テレビ番組のレギュラーはなく、10月30日放送の『太川・蛭子の旅バラ』(テレビ東京系)にマドンナとしての出演ぐらいでしか目にしません。来年は、フリー初年度の今年より厳しくなるかもしれないですね」(前同)

 明暗分かれた2019年の女子アナ業界。2020年ははたして!?

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