２００８年１０月にスタートした人気番組『誰だって波瀾爆笑』（日本テレビ系）が、３月で打ち切りになることが明らかになった。
同番組は１９９２年から１６年間放送された前番組『いつみても波瀾万丈』をリニューアルし、長きにわたって続いてきた日本テレビの日曜朝の看板番組。リニューアル後は、堀尾正明（６４）、溝端淳平（３０）、岡田結実（１９）の３人がＭＣを務め、進行役をバイきんぐの小峠英二（４３）とアルコ＆ピースの平子祐希（４１）が隔週で務めていた。
「昨年１２月２８日の『東スポＷｅｂ』によると、打ち切りの原因は視聴率の低迷だといいます。前番組の『シューイチ』がコンスタントに視聴率２桁を取っているにもかかわらず、『波瀾爆笑』は１桁台。『シューイチ』からのいい流れを潰してしまっているため、今回打ち切りが決まったと、記事では伝えています。
また、『波瀾爆笑』が金がかかる番組であったことも、打ち切りとなる要因になってしまった。『波瀾爆笑』はレギュラー出演者も多く、ゲストにもキャリアのある芸能人が出演することが多いため、予算がかかる番組だったんです。
２０１９年の視聴率３冠王を獲得し、好調の日テレにあっても、昨今のテレビ界の制作費削減の流れには逆らえない。日テレでは、お金のかかる長寿番組を見直そうというのが長らくあって、このたび『波瀾爆笑』の打ち切りが決定したといいます。ただ、他にも複数の予算のかかる長寿番組の打ち切りが検討されたといい、打ち切りの最終候補として残ったのが『波瀾爆笑』と『メレンゲの気持ち』だったそうです。それで協議の結果、『波瀾爆笑』の打ち切りが決まったと聞こえてきていますね」（制作会社関係者）
毎週土曜日１２時から１３時３０分に放送されている『メレンゲの気持ち』は、久本雅美（６１）がＭＣを務める、人気トークバラエティ番組だ。
１９９６年４月より放送を開始し、２０年間にわたって続いてきた。
「番組のスタートから久本さんがＭＣを務め、現在はいとうあさこ（４９）、元フィギュアスケート選手の村上佳菜子（２５）、Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの伊野尾慧（２９）がレギュラーとして出演。さらに、ホンジャマカの石塚英彦さん（５７）の『石塚英彦の通りの達人』も人気です。
ただ、この番組も『波瀾爆笑』と同様に、レギュラー出演者が多く、トークコーナーのゲストにも旬の有名人を２組キャスティングするため、予算がかかる。そのため、『波瀾爆笑』と『メレンゲ』のどちらかが打ち切られるという話で進んでいたそうです。最終的に『波瀾爆笑』に決まったのは視聴率、予算もそうですが、堀尾さんの不倫報道も大きいかったといいますね……」（前出の制作会社関係者）
