■阿川佐和子の“聞く力”に“ノックオン”!?

 稲垣選手は、昨年のラグビーW杯を通してラグビー選手として得たことについて、「メンタル、マインドセットの部分でしょうね。戦術の理解なんかは当然大事なんですけど、それを試合で100%発揮できるかは心の準備次第というところにたどり着きました」と話している。

 また、幼稚園の頃から体が大きく、すでに40キロあったこと、早稲田大学から特待生として誘われ、「絶対に合格するから」と言われていたにもかかわらず、同級生の中で稲垣選手だけ不合格だったエピソードなどを披露。

「面接で“早稲田大学の創設者の名前は?”と質問され、稲垣選手は自信満々に“夏目漱石です”と答えてしまったといいます(笑)。寡黙な印象の稲垣選手ですが、阿川さんの見事な合いの手もあってか、饒舌にさまざまなエピソードを話しています。ただ、気になるのは109ページに掲載されている稲垣選手の顔写真。“笑わない男”で通っている稲垣選手が、どう見ても笑顔を見せているんですよ」(芸能レポーター)

 雑誌の109ページ目に掲載された稲垣選手の表情を確認すると……目を細めて、口角も上がり、確かに笑っているように見える。

「稲垣選手が話している内容は、一貫して真面目で実直な彼の性格をうかがせます。ただ、聞き手は累計170万部のベストセラー『聞く力 心をひらく35のヒント』(文春新書)の阿川佐和子さん。

 これまで同連載には、稲盛和夫さん(88)、長嶋茂雄さん(83)、三浦友和さん(68)などなど、業界問わず数々のビッグネームが登場していることもあり、阿川さんは人の話を聞き、引き出すのがとにかく上手い。また、阿川さんの美しさもあり、ついつい稲垣選手も微笑んでしまったのかもしれませんね」(前出の芸能レポーター)

 “笑わない男”・稲垣選手の笑顔を、名インタビュアー・阿川佐和子がジャッカルした!?

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