『恋はつづくよ』“毎熊克哉・来生担”が急増、切ない三角関係は続く?の画像
※画像はTBS『恋はつづくよどこまでも』番組公式ホームページより

 上白石萌音(22)主演のドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で、主人公の佐倉七瀬(上白石萌音)の恋を優しく見守っている、来生晃一役の毎熊克哉(32)の演技が切ないと話題になっているようだ。

 毎熊は高校卒業後、映画監督を志して上京したものの、専門学校卒業後に俳優に転身。2016年公開の映画『ケンとカズ』で「第71回毎日映画コンクール」のスポニチグランプリ新人賞を29歳で受賞し、“遅咲きの新人”として脚光を浴びた。

 その後、野性味のある鋭い眼光を生かし、アウトローから刑事役まで幅広く好演。18年には連続テレビ小説まんぷく』(NHK)に、ヒロインの夫が創業した製塩会社の従業員、“塩軍団”の森本元役で出演するなど、30歳を過ぎて人気上昇中の実力派俳優だ。

 毎熊が『恋つづ』で演じている医師の来生は、“ドS”な医師・天堂浬(佐藤健/30)の同期。研修医時代から切磋琢磨してきた仲で唯一天堂をイジることができる存在であり、天堂に恋心を寄せる佐倉を応援している。

 それは、天堂が研修医時代に同期で恋人の若林みのり(蓮佛美沙子/28)を拡張型心筋症で亡くしたことから、ストイックに仕事に打ち込み、笑顔も涙も見せなくなっているため。佐倉によって、天堂が人間らしさを取り戻すことを期待しているのだった。

 しかし、来生は2人の恋を応援しているうちに、佐倉への優しさが恋愛感情に変わっていく。2月11日放送の第5話では、天堂に「俺も好きにさせてもらう」と三角関係の宣戦布告。さらに、天堂に看護師として認めてもらえず、落ち込む佐倉に「(天堂に)幻滅した? もう好きじゃなくなった?」と語りかける。

 すると、佐倉は「無神経で、無愛想、無頓着……」と天堂の悪態をつくが、「なのに、大好きです」と胸中を吐露。来生は、どんなに冷たくされても天堂への気持ちが変わらない佐倉にショックを受け、言葉を失うが、複雑な笑顔を見せると天堂ともう一度話すよう背中を押す。

 そして、ドラマのラスト。看護師としての努力を認められ、勤務シフトの打ち合わせでヤル気を見せる佐倉。そこに天堂がやって来ると、佐倉の頭をポンポンして「俺の彼女だから」と衝撃の交際宣言。看護師たちが騒然となる中、来生は切なそうな表情で佐倉を見つめるのだった。

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