がん予防の最終結論!「1日1パック納豆を食え」の画像
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 1981年の調査以来、日本人の死因の第1位である死の病、がん。「死因2位の心臓疾患が全体の約15%であるのに対して、がんは約28%と2倍近い数字です。医療技術が発達したとはいえ、死に近い恐ろしい疾病であることには違いありません」(全国紙社会部記者)

 ことほどさように、長年、我々日本国民はがんを恐れてきた。しかし、日々の食習慣を改善すれば、がんを確実に遠ざけることができるという。医療ジャーナリストが解説する。「今年1月、日本のがん対策の中心施設である国立がんセンターは、“納豆など大豆発酵食品を日常的に食べる人は、食べない人に比べると10%ほど死亡するリスクが低い”という調査結果を発表しました。この調査は、95年から15年にわたって9万人の男女を対象に行ったものです。まだ研究中ではあるものの、数字的には信頼できるデータであると注目が集まっています」

 大豆発酵食品にはタンパク質、食物繊維、ミネラル、イソフラボンなどの成分が含まれていることから、かねてから健康長寿に効果的とされてきた。全国の納豆製造業者が加盟する全国納豆協同組合によると、「“納豆どきの医者知らず”ということわざがあるんですが、納豆の旬である秋から冬は、毎日のように食卓に上がるので医者に行く方が激減します。納豆には整腸作用があり、また、ネバネバに含まれるキナーゼという酵素は、脳血管の血栓を防ぐことから、脳卒中や認知症予防にもなります」と、納豆の健康効果に太鼓判を押す。

 また、がん予防に対しても蓄積されたデータがあるという。「世界的に見ても、日本だけではなく、中国や東南アジアなど大豆の消費量が多い地域では、肺がんや大腸がんが少ないというデータもあるんです」(前同)

 なんと、国立がんセンターの研究結果を待つまでもなく、納豆の原材料となる大豆が、がん予防に有効なのは証明されていたのだ。それを裏づける恐ろしいデータがある。「男性の肺がん罹患率が、都道府県別でトップなのは和歌山県なんですが、同県には納豆の製造業者がゼロ。消費量も42位ですので、納豆とがんには密接な関係があると言えそうです。一日1パック納豆を食べて、がんの発症リスクを下げる。これを習慣にしたいですね」(前出の医療ジャーナリスト)

 おいしい納豆を食べて、健康長寿といきたい。

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