■事件半年後も篠宮を無視!

 お笑いプロ関係者は話す。

「業界関係者の間では、“木下にはまだ明らかになっていないスキャンダルがある”ともささやかれていて、新規の仕事を受けたあとに、新たなスキャンダルが発覚したら、トラブルになったり、最悪、賠償金が発生する可能性もある。そのため、木下の所属事務所は新規の仕事を入れず、現在に至るまで活動休止状態だったんです。

 テレビ局も今はコンプライアンス遵守が徹底されていて、“パワハラ”や他の疑惑が多々ある木下を起用するということはなかった。今後も、地上波への復帰は困難で、それで事務所を退社するという結論に至ったのかもしれませんね」

 木下は昨年相次いだパワハラ報道を受けて反省したのか、年末年始にかけて、自分を見直すため四国でお遍路に励んでいたという目撃談もある。

「ただ、木下は徒歩ではなく自転車で巡礼していたといいますが……。お遍路に励むなど、相当反省しているかと思いきや、木下は後輩への言動について特に深刻には考えていないとも聞こえてきているんです。というのも、パワハラ報道が少し落ち着いた頃、事務所サイドからケガを負わせた篠宮だけではなく、“これまで迷惑をかけてきた事務所の人間にも謝れ”と指示があったそうで、後輩芸人らに木下から謝りの電話が入ったといいます。

 ただ、仕事などの都合で電話に出られなかった人にはその後もかけ直してこないといいますから、事務所に言われて仕方なく謝っている感じがありありで、後輩芸人からも“あの人、絶対反省してないだろ”と言われていたとか。また、ペットボトル事件からしばらく経っても、木下から篠宮への謝罪はなかったといいます。それは事務所の上層部が木下に“謝れ”と言ってもそうだったとか。

 木下が篠宮にまったく謝罪をしないことを問題視した事務所は、事件から約半年後の2019年夏、遊園地で行われるイベントに、TKOとオジンオズボーンを一緒に出演させ、“謝罪の機会”を作ったんです。楽屋もひとつなので、事務所関係者も当然、そこで木下が篠宮に謝罪すると思っていたそうです。しかし、そこで木下は篠宮を完全無視し、いっさい謝罪はなかったそうです。それを聞いた後輩芸人からは“あの人終わってるな……”という声も出て、その頃から事務所も木下にあきれ果てていたと関係者の間ではもっぱらです」(前出のお笑いプロ関係者)

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