清原翔『恋つづ』に続き『東京ラブストーリー』でイケメントップランナーへの画像
Photo by:Wing Shya ※画像は番組公式サイトより

「ああ、この人は将来、日本のドラマをしょって立つかも。可能性がキラキラあふれ出している」。パッと見ただけで、そう感じ取れる俳優さんが、たまにいらっしゃる。今クールもそんな幸せな出会いが。『恋はつづくよどここまでも』(TBS系)で、天堂(佐藤健/30)の恋のライバルとして登場した御曹司、上条役の清原翔(27)である。

 第7話、七瀬(上白石萌音/22)と町で出会うシーンではピンと来なかったが、患者として入院し、ベッドで手を振るシーンの瞬間のたたずまいが、あまりにも美しくてさりげなくて、「こいつぁタダ者ではない!」と鼻息が荒くなった。今、向かうところ敵なし状態の『恋つづ』の佐藤健との2ショットでも、その輝きに対抗できていた第8話のベンチのシーンで、それは確信に変わった。アッパレである。

 連続テレビ小説なつぞら』(NHK)や、今クールのドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系)にも出演し、若手注目株なのはすでに周知の事実だが、この『恋つづ』で、はっきり彼の飛躍の翼がバッサーッと広がるのが見えた!

 綾野剛(38)と米津玄師(28)に似ていると思ったが、なんだろう、それでは済まされない唯一無二の透明感は? 綾野剛が鳥だとしたなら、清原翔はアルパカ。彼の後ろに草原が見える! クシャクシャッとした笑顔を見せられると、放っておけなくなる感じだ。『恋つづ』の上条役も抱えている寂しさをにじませつつ、心根の優しい坊ちゃん気質を見せる演技は本当にステキだった。 思わず「七瀬じゃなくて私で良ければシンガポールまでついていきます!」と画面に向かって叫んだほどである。

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