松坂大輔、鳥谷敬、岩隈久志…崖っぷちプロ野球選手「再起」の公算の画像
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 CSの中止すら囁かれる開幕延期が、「吉」と出るかもしれない――。3月10日にロッテ入団が決まったばかりの鳥谷敬(38)が、1軍入りに向け、猛アピールしているのだ。「17日に行われた2軍の練習試合では、2打席目に初安打。3度の守備機会も難なくこなしました。チームに合流したばかりとは思えない動きの良さで、周囲の評価もうなぎ上りです」(スポーツ紙記者)

 昨年、阪神を戦力外となった鳥谷。引退の花道を捨て、現役続行にこだわった。「開幕が延びて、調整の時間は十分ある。実績のある選手ですから、ポジションが獲れるようなら、結果はついてくるはず」(前同)

 野球評論家の藪恵壹氏も、「守備に関しては、まだまだ衰えていない。それに、彼がプレーを見せるだけで、若手には大きな刺激になる。井口監督の思惑も、そのあたりでは……」と、復活に期待を寄せる。

 再起を目指すレジェンドといえば、西武・松坂大輔(39)の評価も高い。「15日のヤクルト戦では、3回1安打無失点と好投。若き大砲・村上から三振を奪った新球“スプリットチェンジ”も、大きな話題となりました」(番記者)

 昨季、松坂は故障のため、わずか2試合の登板に終わっている。「今季の松坂は、2月の練習試合から実戦登板を重ね、尻上がりに調子を上げている。全盛期の球威こそありませんが、投球術には本人も自信を持っていますし、投手力が弱い西武ならば、活躍の場もある」(前同)

 その優れた投球術は、2018年にカムバック賞を獲得したことでも証明済み。野球評論家の里崎智也氏も、松坂の活躍に太鼓判を押す。「打線の強いチームですし、先発ローテーションの一角に入れば、勝ち星を重ねることは十分可能でしょう」

 順調な松坂に対し、巨人・岩隈久志(38)は、今なお暗闇の中にいるようだ。2017年に受けた右肩手術の影響もあり、昨季の1軍登板はゼロ。今季は60%ダウンの大減俸を受け入れ、まさに“背水の陣”の状況だ。「いまだに肩の状態は上がらず、キャンプでもキャッチボール程度。まだまだ時間がかかるのは間違いなく、原監督の今季構想にも入っていない」(ベテラン記者)

 対照的なのは、同じく巨人の中島裕之(37)だ。「岩隈同様、1億3000万円ダウンという大減俸を受け入れた中島ですが、今年はオープン戦から絶好調。すでに4ホーマーを放って、原監督にアピールしています」(前出の記者)

 リベンジを果たせ!

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