巨人・坂本勇人、阪神・福留孝介…プロ野球「大記録」に挑む選手たちの画像
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 球春が遠いプロ野球。ファンにはつらい日々が続くが、実は、今年は見どころの多いシーズンであることを忘れてはならない。その筆頭は「大記録」。中でも、巨人・坂本勇人(31)の2000本安打達成は、大きな注目を集める。「入団2年目にレギュラーに定着して以来、コンスタントに打ち続け、積み上げたヒット数は1884。残り116安打なので、今季中の達成はほぼ確実です」(スポーツ紙記者)

 さらに坂本には、同記録の“史上最年少達成”も期待されているが、こちらには暗雲が垂れ込める。「現在の記録は、榎本喜八の歳229日で、坂本の新記録のリミットは7月29日。仮に4月中に開幕したとしても、3か月で116本はさすがに厳しい。延期さえなければ十分可能でしたが……」(前同)

 最年少が厳しいなら“最年長”。国内2000本安打まで残り103本と迫っている阪神・福留孝介(42)は、この記録更新に挑む。「福留は4月26日で43歳。現在、最年長記録は和田一浩の42歳11か月なので、記録更新は間違いないでしょう」(球界事情通)

 今季、現役最年長選手となる福留は、衰えるどころか、今年も阪神の主力格。練習試合にも精力的に出場し、存在感を見せている。「ただし、記録はあくまで“国内”の話。すでに福留は日米通算2395安打をマークしているので、本人的には微妙かも」(前同)

 阪神のベテランでは、藤川球児(39)も、名球会入りとなる日米通算250セーブが目前だ。「昨季序盤は中継ぎでしたが、後半戦から抑えに“昇格”。防御率1.77と見事な投球を見せました」(同)

 野球評論家の里崎智也氏は、今季の藤川の活躍に太鼓判を押す。「250セーブまで残り7。今の藤川なら、普通に元気でプレーできれば、問題なく達成できますよ」

 そんな偉大な先輩の後を追うのは、横浜DeNA・山崎康晃(27)。昨季、史上最年少で150セーブをマークし、今季は200セーブ達成まであと37と、射程圏内に入っている。「現在、山崎は球界トップのクローザー。メジャー志向を明言していますが、海外に行く前に、ぜひ250セーブ達成をファンに見せてほしいですね」(番記者)

 さて、見どころは通算記録だけではない。シーズン中の大記録も、ファンには大きな楽しみとなる。そこでズバリ、里崎氏に可能性のある選手を聞いてみた。「バレンティンの本塁打記録(60本)を破れるのは、西武の山川穂高(28)しかいない。50本打てる能力は、すでに持っています。投手でノーヒットノーランに一番近いのは、オリックスの山本由伸(21)。なにしろ、昨季の防御率が1.95ですからね」開幕が待ち遠しい!

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