■視聴率はNHKにも圧勝!
各方面で高い評価を受ける藤井アナがメインを張る『every.』は視聴率も絶好調だ。
「『every.』は世帯視聴率が15%を超えることも珍しくありません。同時間帯では圧勝で、同じ時間に放送されているNHKのニュース番組が11%程度ですから、視聴習慣として国民に根付いてきていると言えると思います。
また、このニュース番組でNHKに勝っているという結果は、日テレが強い若者層だけでなく、年配層も取り込めているということ。全世代でナンバーワンの人気があるからこそ高い数字が出せているんです。加えて、『every.』が好調だと、高視聴率のままゴールデンに引き継げます。そのため、日テレはゴールデンの番組の視聴率も良いんです」(前出のテレビ誌記者)
制作会社関係者は語る。
「日テレは10年以上前から広告の効果がある若者にターゲットを絞り、番組を制作しています。その成果が徐々に出てきて、今、他局との圧倒的な差がついてきた。昼の帯番組もこれまでは『ひるおび!』(TBS系)が強かったのですが、今では『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)がグングン数字を伸ばしているんです。今は新型コロナウイルスの影響で学校が休校になり、外出自粛の要請が出て、ターゲットである若者が家にいる時間が長く、テレビを見るので、日テレには追い風が吹いています」
また、『every.』の好調の要因は藤井アナだけではないという。
「陣内貴美子(56)や鈴江奈々アナウンサー(39)といった共演者の安定感も抜群で、何より報道番組としてクオリティが他局とは比べ物にならないほど高い、という評価を受けています。それは、『every.』を制作するスタッフが優秀だからということでしょうね。夕方のニュース番組として他局と比較して頭が一つも二つも出ていますね」(前同)
『every.』の快進撃はまだまだ続きそうだ。