■誰も木村に物を言えない?

 芸能プロ関係者は語る。

SMAP時代は、ジャニーズ事務所というよりは、SMAPのチーフマネジャーだったIさんから“結婚や家族を匂わすことは絶対にしないように”と、強く言われていたそうです。木村と工藤は、SMAPが人気絶頂の2000年に結婚しましたが、Iさんはその結婚にも反対していましたし、結婚後も、ハウス食品の『ジャワカレー』の“夫婦共演CM”があったそうですが、Iさんはすぐに“NG”を出したといいますからね。SMAPのチーフマネジャーで彼らのプロデューサーだったIさんは、木村にとっても絶対的な存在だったんです。

 しかし、IさんはSMAP解散とともにジャニーズ事務所を去りました。そして昨年7月にジャニー喜多川さんも亡くなり、もう事務所内で木村に意見を言う人はいないのでしょう。そんな木村だからこそ、特別に家庭色の解禁、パパ路線が許されているといえます」

 ジャニーズ事務所内で独走する木村のパパ路線への急な路線変更だが、そこにはメリットも多いという。

「アイドルからパパへと路線を変更し、家庭色を見せることできる役が増え、役者としての幅が広がるのは間違いないでしょう。実際、8月公開予定の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』でゲスト声優を務めたのも、路線変更の成果と言えるのかもしれません。

 家族で楽しめるアニメ映画の声優というのは、今までの木村なら考えにくかった。50代も間近ですし、こうした変化は自然で、多くの一般的なファンも歓迎しています。しかし、昔からの熱心に“アイドル・木村拓哉”を応援していた人にとっては、最近の路線変更には戸惑い、寂しく思っているでしょうね」(前同)

 アイドルとしてでなく、父親としての色が強くなった木村。これからは、さらに新たな一面を見せてくれるのだろうか。

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