■吉沢明歩と一緒に実家に
篠原「いや、お金だけじゃなくて。気遣いがうれしいんです。大江戸温泉に行ったときも……皆さんが“マッサージを受けよう”となったけど、私はお金がなくて。“疲れていないから私は大丈夫です”と言ったら、そのときも、ゆまさんが察してくれて、私の分まで」
ゆま「それも、お金を出してもらった話でしょ(笑)」
篠原「本当に助かりました」
ゆま「いいよ、いいよ。だって、あの頃のさみぃは危なっかしくて。今でも覚えているのは、一人暮らしを始めたからといって、いろんな人に部屋の合鍵を渡しているんだもん」
篠原「はい。バイト先の店長さんとかにも渡していました。私はすぐに鍵をなくしちゃうから、とりあえず、知り合いにも渡しておこうって……」
ゆま「危ないって(笑)。ほんと、そのうち、変な男の人に引っかかりそうで心配だったよ。だから、私たちと遊んでいれば安心かなって」
篠原「ありがとうございます。ゆまさんは私の実家にも遊びに来てくれましたよね」
ゆま「行ったね~。アッキー(吉沢明歩)と一緒に、さみぃの実家に行ったんだ。お母さんが有名な占い師さんだから、いろいろ占ってもらおうってなって」
篠原「うちの実家は田舎なので、ヤバかったですよ。2人のオーラがすごくて……近所の人たちが“すごいキレイなお姉さんたちが歩いていたぞ!”って、騒いでいましたよ(笑)」
ゆま「そうだったんだ。お母さんの占いは本当にすごいよ。今から思うと、私の病気の時期までピッタリ当てていたんだよね。さみぃも、お母さんと一緒に占いをしていたよね?」
篠原「はい。母親には占いも教えてもらったし、麻雀も教えてもらいました」
ゆま「そうだよ! 週刊大衆の読者さんには、麻雀好きの人が多いから、さみぃとも今回、麻雀の話をしようと思っていたんだよ。つい、昔話で盛り上がっちゃった!」
というわけで次回は、美人雀士が誕生した秘話をみっちりお届けします。(次号につづく)
しのはらさえみ 1992年8月29日、京都府出身。ミスヤングチャンピオン2010初代グランプリとして活動し、11年10月に初代『恵比寿マスカッツ』に所属。17年3月には日本プロ麻雀協会のプロテストに合格し、プロ雀士になる。現在はテレビ、雑誌、麻雀対局と幅広い活躍を見せる。
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