■フジはショーンK&麿のトラウマ

 フジテレビでは2016年4月からスタートする予定だった報道番組『ユアタイム』にMCとして出演予定だったショーンKこと経営コンサルタントのショーン・マクアドール川上氏(52)に、学歴・経歴詐称疑惑が報じられたため、川上氏サイドから直前になって番組出演自体の申し出があった。

 また、2018年4月よりスタートする予定だった夕方の報道番組には元NHKアナウンサーで“麿”こと登坂淳一(48)が内定していたものの、NHK札幌放送局での勤務時代に新人キャスターに対して、セクハラを行っていたという疑惑が報じられ、出演を取りやめている。

「”ショーンKと麿のせいでフジテレビのニュース番組はボロボロになった”と、フジの報道の人は皆口をそろえ、フリーキャスターへのトラウマを感じさせます。

 またフリーキャスターでいえば現在、フジテレビではOGの加藤綾子(35)を『Live News it!』起用していますが、視聴率は低迷を続けています。そんな状況にあって、評判やイメージがあまりよくない富川アナをあえて使おうとは思わないのではないでしょうか。ただでさえ、フジテレビでは1番組につき年間数億円の経費削減が叫ばれており、高額のギャラがかかるフリーキャスターを起用するのは容易ではないそうですから。

 そうなると、フリー転身後の富川アナが活躍できる場というのは少ない。キー局以外の、たとえばTOKYO MXなどのローカル局の情報・報道番組あたりが現実的。しかし、『報ステ』という日本を代表する報道番組の看板を張った経験があるわけですから、富川アナのプライドがそれを許さないかもしれないですね」(前出の民放キー局関係者)

 富川アナは『報ステ』復帰ではなく、いばらの道とも言えそうなフリー転身を模索するのだろうか!?

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