■派生ユニットが乱立

 JO1に続けと言わんばかりにOWVの始動も発表されたが、SNSには「投票の意味はどこですか?JO1がかわいそうです。OWV OUT!」との意見も見られる。

「投票して選ばれたJO1がいるのに、落選者がグループを組んでデビューしてしまったら、投票の意味がないという声が出てくるのも仕方がないと思います。

 それに日プの元練習生でグループが組まれるのはOWVが初めてではありません。2月にORβIT、そして日プ元練習生を中心としたBXW、3月にBoom Trigger、4月に入ってからもNew Unit Project 2020というチーム名が未定ながら元練習生5人組でユニットを結成するとアナウンスされました」(前出の女性誌記者)

 元練習生が参加するグループがすでに5組も結成。乱立ともいうべき状態だが、OWVはほかの元練習生ユニットと大きな違いがあるという。

「OWVは結成の段階で所属事務所の名前が出ていたんです。その事務所は日プの制作にも携わっており、JO1が所属する事務所にも投資をしています。そのため、OWVは事実上の日プの公式派生ユニットとも言える存在でしょう。一方でBXW、Boom TriggerはOWVの所属事務所とは別の事務所に入っています。

 4月23日発売の『女性セブン』(小学館)によると、日プの参加者は、不合格でも、今後の芸能活動はまず制作サイドに相談する約束になっていて、ほかのグループで活動を始めた落選メンバーも、しっかり筋を通した上でのことと報じています。そのため、BXW、Boom Triggerについては制作サイドから許可が降りた上で、活動しているのでしょう。問題はORβITですね。まだ所属事務所が公表されておらず、記事によると、オーディションの企画・運営にかかわったOWVの所属事務所に無許可で結成し、活動をしているというのです」(前同)

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