■人の不幸が三度の飯より大好き!

 そして、浜田のモンスターぶりが最高潮に達したのが、『○○に人がいる』シリーズだった。

「“予想外の場所に、無表情で無言の男性がいたら”というドッキリ企画なんですが、これが本当に怖い。『更衣室を開けたら人がいる』で検証されたジャングルポケット斉藤慎二(37)はまだいいほうで、自宅のトイレやベッド、車の後部座席でドッキリに引っかかった芸人たちは阿鼻叫喚。かなりギリギリの企画ですよね……」(前出の専門誌記者)

 事件は、18年2月28日の「『ベッドの中に人がいる』が結局一番怖い説」で起きた。今回、放送されたターゲットはパンサー尾形貴弘(43)と、女性芸人コンビ・尼神インター誠子(31)の2人。尾形は、自分の布団の中に見知らぬ男がいる、という異常事態に驚愕し、雪が降っているにもかかわらず裸足で家の外まで逃げる、というビビりっぷりを披露。ここまでは、松本も「こりゃ楽しいわ」とウケており、さすが『水ダウ』という雰囲気だった。

「問題は、誠子のVTRです。何も知らない誠子がベッドのふとんをめくると、男性がすでに寝ていたんですが、誠子は恐怖のあまり悲鳴を上げ、腰を抜かし、這うように逃げようとする姿が流れた。その様子を見た浜田は、手を叩きながら、“腰抜けた。腰抜けてる!”と大笑いしていたんです。松本も最初は笑っていましたが、本当に顔を涙まみれにしておびえ切った誠子を見て、“頭痛いわ”と、こわばった表情をしていました。さすがにやりすぎでは……と思ったんでしょうね」(前同)

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