■陣内&小島にも思わぬ追い風

「コロナで番組の収録がなくなり、多くの芸能人は仕事が減っていますが、陣内智則(46)や小島よしお(39)のように、対応している芸人がいます。特に陣内は、芸風が“3密”を避けなければいけないこのご時世に、奇跡的にマッチしていたんですよ」(前出の女性誌記者)

 多くのトーク番組はMC以外がリモート出演していたり、5月23日の『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ系)では、舞台の真ん中にアクリル板を置き、マイクも2本用意してお互い近づかない“ソーシャルディスタンス漫才”を行ったりと工夫を凝らしているが、限界があるという。

「5月29日の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)では、“リモート出演では会話にタイムラグが出る”という話題で、明石家さんま(64)が“(間がずれてしまうと)芸人殺してまうねん”と話していました。

 同月31日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)ではダウンタウン松本人志(56)が23日の『ENGEI』に触れて、“アクリル板はさんであんだけ距離空けたら微妙に間がずれるな”“見てると0コンマ何秒(ずれる)。気持ち悪いですね”とコメントしています」(前同)

 そんななか、陣内の芸風は、スクリーンに流れる映像や音声にツッコミを入れるという、1人で完結する内容で、しかも客席に向かって喋ることもほとんどない。リモート収録におあつらえ向きなのだという。

「『ENGEI』でも、陣内はスクリーンに映った破天荒な“飛び出す絵本”に、1人でツッコミを入れるスタイルのコントを行っていました。いつもの陣内のコントのクオリティで、ほかの出演者たちがいろいろと趣向を凝らしていたなかで、逆に目立っていましたね」(前同)

 陣内は4月末に櫻井翔(38)が“平熱より体温が高かった”と、『VS嵐』(フジテレビ系)の収録を欠席した際にも、櫻井の代役を務めている。

「小島も、YouTubeの『小島よしおのおっぱっぴーチャンネル』に、自粛で休校になってしまった小学生向けの勉強動画を投稿したところ、3月の時点で7570人だった登録者数が、8万人に急上昇。再生数も、以前は5000行かないことも多かったのが、最大で53万、基本的に1週間で最低1万前後は再生されるようになりました。

 さらに6月2日には“まじめに遊ぶ”をコンセプトに新チャンネル『ピーヤの休日』を開設。児童や小学生を対象にした『教育系YouTuber』として路線を固めることに成功しました。スベリ芸人や一発屋芸人的な扱いをされることが多かったですが、実は小島は早稲田大学卒の高学歴芸人。これからますます伸びるんじゃないでしょうか」(前同)

 新たな道を開いたタレントたち。今後の活躍に期待したい。

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