■足を活かして大スターに

 俊足で人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のレギュラーを勝ち取ったのがイモトアヤコ(34)だ。

「イモトは中学時代、陸上部に所属。鳥取県の陸上大会で100メートル走で6位という実績があります。それを引っさげて参加したのが『イッテQ』の珍獣ハンターオーディションです。50メートルを走り、その先にある人形をいち早く奪取するという選考で見事勝ち抜いて珍獣ハンターに就任。その後はコモドドラゴンから全速力で逃げる、チーターとの100メートル走など足を使った企画で名シーンも生まれました。

 イモトはその後、『24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティマラソンのランナーや『イッテQ』での登山活動など体力や精神面での強さが要求される企画にも果敢に挑戦し、成功させてきました。こうした部分も陸上部の経験があってこそでしょうね」(前出の芸能記者)

 イモトの8年後に『24時間テレビ』のチャリティマラソンランナーを務めた元ブルゾンちえみこと藤原史織(29)も陸上の経験者だった。

「藤原は学生時代、陸上に相当打ち込んでいたようです。2018年5月31日付の『読売新聞』の記事によると、休日でも早朝5時に起床して10キロをランニングをしていたといいます。小学校から陸上を始めて当初は短距離選手で、高校から長距離に転向。また、勉強にも必死でやっていたそうで、学生時代に忍耐力がつけられたようです。長距離走の経験は『24時間テレビ』で活かせましたし、これからの海外留学でも学生時代に鍛えたメンタルが活きてくるでしょう」(前同)

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