■東出の棒演技はハマっているのか

 一方で、東出に関しては「蒼井優さんと一生さんは演技派ですが、東出昌大は演劇が下手なのでドラマが心配」という声もあった。

「よく“棒読み”と言われる東出ですが、キャラがハマっている場合は、違和感なく観られる。たとえば12年の東出のデビュー作『桐島、部活やめるってよ』の“何でもそつなくこなせるせいで無気力気味の高校生”や、『コンフィデンスマンJP』の“しょっちゅう仲間に騙されるお人好しの詐欺師・ボクちゃん”などは、ちょっと棒気味な演技が、それぞれ“気だるげな感じ”“空回りしている感じ”としてハマっていたんです。今回の『スパイの妻』でも、“淡々と相手を追及する憲兵”という感じで、極端に上手くはないですが、違和感はありませんね」(専門誌記者)

 SNSでは《8Kなので「スパイの妻」が見られない悲しみ》《いつか地上波放送楽しみにしてます(顔文字)》と、8Kという敷居の高さから『スパイの妻』を見れないことを残念がる声が多く見られる。16年の映画『クリーピー 偽りの隣人』など、ミステリー作品を高く評価されている黒沢清監督の作品であることや、“嫉妬から夫の行動を疑っていくうちに、事件に巻き込まれて……”というサスペンスの魅力はある。

「驚くことに、“電器店に展示されているテレビで観た”という人もいました。BS4Kと8Kは、従来のBSと比べて音質や画質が優れているのがウリなんですが、チューナーが必要だったり、テレビが4K8Kに対応している必要があったりと、視聴が難しい家庭がほとんど。

『スパイの妻』ノベライズを担当した小説家の行成薫氏も、ツイッターで“家のテレビは4Kですらない”“僕は観られないんですけども、視聴可能な方はぜひお楽しみください”とつづっています」(WEBライター)

「東出は見たくない」とする声も根強いなか、注目作に出演した東出。これを足がかりにしたいところだが、ちょっと視聴者が少なすぎたかも……。

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