EXILEなどが所属する芸能事務所・LDH JAPANは6月10日、新型コロナウイルスの影響で、12月26日までに予定されている、所属アーティストの全公演を中止にすると発表した。
中止されるのは全168公演にのぼり、LDHは「新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言は全国的に解除となりましたが、以前のような経済活動を行えるまでには至っておらず、ライブなどの大型イベントに関しても一定の動員制限が続いていくことが予想されます」とした上で、「100%の入場者数でライブを行えない状況のなか、皆様に既にご購入いただいているチケットをご利用いただけるライブを開催することが非常に困難だと判断せざるを得ず」中止を決断したという。
「ネット上では、“LDHの決断の方が早くてびっくりしちゃった”や“早いうちからLIVE中止の予感はしてたし、もっと早くLIVE中止の連絡して欲しかった”など様々な意見が寄せられ、大きな話題になりました」(WEB編集者)
半年先の公演まで中止にするという大きな決断。
「コロナの影響で各芸能プロダクションは大きなダメージを負っていますし、所属するタレントも経済的に厳しいという話も聞きます。そんな中、LDHは、半年以上先の公演まですべて中止にする思い切った決断をしました。6月15日には今後の展開を発表するといいますし、何らかの手立ては打つようですが、自社が負うダメージよりも、ファンの安全を優先したのではないでしょうか。ただ、今回の発表で心配なのはE-girlsですね……」(芸能記者)