■せめて謝罪会見をすれば…

 離婚まで行かなくても、せめて渡部が謝罪会見を開くなどしてけじめをつければ、佐々木も少しは気が楽になるのではないか。

 渡部は関係各所にお詫び行脚をしているというが、ここはしっかり公の場に姿を見せて謝罪しないと、ますます批難の声が大きくなるだろう。こんなのは夫婦間のことだから謝罪の必要はないという人もいるが、こういう場合、会見を開くのは日本の芸能界の慣習、ひとつの区切りになるので、やったほうがいい。

 いま、渡部がラジオのレギュラー番組で生謝罪するという話も上がっているが、このような一方的な謝罪では納得しない人も多い。ここはあえて、記者からの集中砲火を受けたほうが、かえって救いになる場合もある。

「肝心のラジオも相方の児島さんやおぎやはぎ矢作兼さんが代演するなど、今のままでは渡部さんが逃げているようにみえるので、余計に佐々木さんに対するプレッシャーも大きい。ちゃんと謝罪をすれば、彼女が感じているであろう肩身の狭さは少しは緩和され、周りの気遣いも減ると思いますが」(ワイドショースタッフ)

 “ゲス不倫”や“竹林不倫”に“アパ不倫”、“4WD不倫”など芸能界にはさまざまな不倫騒動があったが、当事者たちはそのキーワードから永遠に逃れることはできない。“多目的トイレ不倫”はそれらをはるかに凌駕しているワードだ。このままなら佐々木は夫とともに修羅の道を歩むことになるのでは。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。

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