■いかにしてクロちゃんはモンスターになったか

 当時のSNSを確認すると、「クロちゃんは水曜日のダウンタウンで好感度上がるんじゃない?」「感動したわ。芸が身を助けたのか?あれは」「クロちゃんちょっと逞しかったな」という現代のクロちゃんのキャラクターからは想像できない温かいコメントも散見していた。

「『水ダウ』でクロちゃんに転機が訪れたのは、17年5月24日の『起きたら人がいるが結局一番怖い説』がきっかけでした。当時ツイッターで、クロちゃんは“新宿からお家まで遠いけど、頑張るしんよー!”と徒歩で帰る宣言をしていたので、スタッフは家に先回りしてドッキリを仕込んでいたのですが、クロちゃんはタクシーで帰宅したうえ、ダンベルを持って“筋トレしてる風”な写真を撮ってすぐにダンベルを置いたことで、“クロちゃんは嘘つき”という事実が判明したんです」(専門誌記者)

 その後、17年8月23日に『クロちゃん嘘ツイート監視企画』を行った結果、息を吐くように嘘ツイートを連投していたことが発覚したり、18年に恋愛リアリティー企画『モンスターハウス』が放送されたりと、17年を境に現在の「クロちゃん=芸能界屈指のクズモンスター」という芸風が仕上がっていった。

「今回の再放送で、久々に初期のクロちゃんを見たファンからは、“いまのクロちゃんではできない”“この頃のクロちゃんは、もう居ないんだよね。いまでは、嘘つきで傲慢な態度のクロちゃんに変わってしまった”“もう誰も優しくしてもらえんぞ!”と、クロちゃんの変貌ぶりを嘆く声も見られました(笑)。何だかんだで愛されていますね」(前同)

 手越のツイッターに、水ダウの再放送。24日は、2種類の『きれいなクロちゃん』が話題となった1日だったーー。

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