■8時間も飲み続ける

 当初は遠慮しがちな部分があった2人だが、次第に弟子と師匠のような関係になっていった。

「大悟は、番組などで頻繁に志村さんについて語っていて、仕事で影響を受けた話もしていました。大悟は志村さんと、ミニスカートの女性が落としたコンタクトレンズをはいつくばって探すというコントをしたとき、“セリフがないから、スケベなどうしようもない男の顔”をしたといいます。

 しかし、大悟が志村さんの顔を見ると、鼻血を出しながらも真面目な表情を浮かべていたそうです。これに“自分が鼻血が流したことなんて、本当のスケベは気付いてない。芝居としては、真剣に下着を見たい顔をしとかんとあかん”と自身の演技を反省した、とバラエティ番組で語っていました。志村さんから、手取り足取りの指導があるわけではなく、一緒に仕事をしていく中で、大悟が気づいて学んでいくスタイルだったみたいですね」(前出のテレビ誌記者)

 大悟の意欲的に学ぶ姿勢が評価されてか、2018年10月から放送が始まった番組『志村でナイト』(フジテレビ系)では、レギュラーに起用された。

「仕事だけでなく、プライベートでも大の仲良しでした。2019年9月12日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で大悟は、志村さんと8時間ぶっ通しで飲み続けたことを明かしています。なんでも“小学生が帰っていく姿を見ながら飲んだ”といい、最終的には深夜2時にお開き。それだけ長時間飲んでも、楽しいんですから、よっぽど相性が良いのでしょうね……」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3