■人気が下火気味の『DASH』と『イッテQ』

 日テレが19年に全時間帯(全日・プライム・ゴールデン)の年間視聴率6年連続三冠王を達成した理由の1つに、『鉄腕DASH』と『イッテQ』の存在があった。

「どちらも局の看板番組です。『DASH』は、TOKIOが若い2~30代のころは身体を張った無茶な企画が主流でしたが、徐々に現在の農業・開拓路線にシフト。生態学や土木について純粋に勉強になる点も多く、14年には『年間視聴率ランキング』(日経エンタテインメント)で1位の18.69%を記録したり、日テレの週間視聴率は、毎週ほぼ確実にトップ3入りを果たしていました」(スポーツ紙記者)

 しかし、18年5月に山口達也(48)が不祥事で脱退して以降、人気が低迷。SixTONES森本慎太郎(22)や、6月21日のKAT-TUN中丸雄一(36)のようにジャニーズのゲストを呼ぶが、全盛期ほどの勢いは取り戻せていない。

「最新の記録では、21日放送の『DASH』は関東地区の平均世帯視聴率(以下同)が11.5%でしたが、同時間帯放送のテレビ朝日の『ナニコレ珍百景』は、13.3%。19年ごろから、テレ朝が日テレを上回ることが増えたんです」(番組関係者)

『DASH』のあとに放送される『イッテQ』は、10年2月21日に平均視聴率22.6%を記録したのが最高記録。その後も15~20%前後を記録していたが……。

「手越の『ノーチャラ生活』が放送された18年2月4日の平均世帯視聴率は20.2%、今年4月12日の『ノーチャラ』放送も、16.7%と大好評でした。しかし、6月21日は、12.3%と低空飛行。同時間帯のテレ朝『ポツンと一軒家』は18・2%と、19~21時までの2時間が、テレ朝に負け気味なんですよ」(前同)

 日テレ全盛期を築いた、日曜19時『DASH』から20時『イッテQ』の黄金コンボ。その輝きに曇りが見えつつある。手越が抜けて入ったヒビに、長瀬がとどめを刺してしまうのかーー。

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