■イッテQの穴埋めも!?

ァンにもよく知られています。2人ともサッカーの知識が豊富でタレントとしてのキャリアもある。年齢的にも手越くんとあまり変わらないので、ジャニーズから起用するならアリではないでしょうか。ワールドカップの番組に出演した経験のある村上信五くんは、その番組がテレ朝系列だったため、そちらとの兼ね合いがあるかもしれませんね」

 

 そしていちばん気になるのが『世界の果てまでイッテQ!』だ。手越は2007年の番組開始当初からレギュラーで出演。今回の退所で、日本テレビは「レギュラーとしての出演はありません。総合的に判断した」と説明したとの報道もあったが、空席となった“手越枠”の可能性について、

「手越くんは度胸がありキャラが強くて人気だった。今後はジャニーズ感を薄めるという意味では芸人の起用が考えられますね。さらに、若手俳優などにもチャンスがあるかもしれません。とはいえ、番組の核である海外ロケが現状ではなかなか厳しく、スタジオでの収録も人数を減らしたいとなれば、後継者は設けずそのまま縮小ということは十分、考えられます」(テレビ局スタッフ)

 では仮に、ジャニーズから“手越枠”抜擢するとしたら、誰が適任といえるだろうか。テレビ局スタッフが続ける。

「度胸のよさやキャラの面でいえば、Sexy Zone中島健人くんやHey!Say!JUMPの伊野尾慧くんが番組のカラーに馴染みやすいのではないでしょうか。身体能力とバラエティー適正から考えると、King&Prince平野紫耀くんやA.B.C-Z塚田僚一くんにSnow Man佐久間大介くん、それからHey!Say!JUMPの知念侑李くんが適任ですね。特に知念くんは、同じ日テレ系の『スクール革命!』でウッチャンと10年来の共演歴がありますから、お互いやりやすさはあるような気もします」

 スキャンダルが原因でジャニーズ事務所を退所した元TOKIO山口達也氏のときは、司会を務めていた情報番組『Zip!』(日本テレビ系)降板後に起用されたのは風間俊介だった。

「出演者が問題を起こしたときには、同じ事務所から同等またはそれ以上の所属タレントで穴を埋めるということもあります。そういう観点からしたら、関ジャニの村上、丸山、KAT-TUNの中丸、上田あたりの起用もおかしくありません」

 また、滝沢秀明副社長が退所前に出演していた『有吉ゼミ』(日本テレビ系)でヒロミとともに行なっていたリフォーム企画「八王子リホーム」には、SixTONESジェシーが起用された。

「滝沢副社長が今後を担う若手を起用するチャンスだと判断すれば、SixTONESやSnow Man、あるいはデビュー前でバラエティー適正のあるメンバーの多い、なにわ男子あたりからの大抜擢もあるかもしれません」

 手越を失ってあいた穴はあまりにも大きいが、その穴の埋め方で楽しむことはしばらくできそうだ。

〈取材・文/渋谷恭太郎〉

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