■終始さんまとヒロミがフォローに回る事態に

 加藤は番組のオファーを受けた際は「めちゃくちゃ嬉しかった」「さんまさんにお会いするのも楽しみだった」と喜んだというが、その後渡部の件が発覚したことで「児嶋さんの次に憂鬱になってる」「ホント話ブレるようだったら、退席してもいいですか?」と、ネガティブ発言を連発。

「加藤も13年に結婚したものの、妻が妊娠中の14年末からアンタッチャブル柴田英嗣(44)の妻と、いわゆる“ダブル不倫”していたことが16年の『週刊女性』(主婦と生活社)で報じられ、大バッシングを受けた過去があります。今回の渡部の騒動で、再び加藤の一件も注目を浴びてしまい、他人ごとではないのでしょう。共演者たちからは“無の顔”と言われるほど、加藤は真顔になっていました(笑)」(女性誌記者)

 あまりに気まずい状況にさんまは「これはホントに変な日に収録になりましたねえ。ごめんね、あとのメンバー」とお詫びをしたが、それを受けて高橋みなみ(29)が「主役はね、もうしょうがないですよ」と児嶋を「主役」扱いすると、さんまが加藤を「準主役」と呼び、大ウケしていた。

「ヒロミも、終始イジりつつもフォローは徹底していて、加藤が真顔の件に“笑ってるところを撮られたら、いろいろあるじゃんか”と、炎上リスクを説明したり、渡部が芸能界に復帰の際は、“『八王子会』でこっぴどくチェックしてから芸能界に戻すようにします”と、優しさを見せていました」(前同)

『八王子会』とは、ヒロミを中心とした八王子出身の芸能人が集うグループのことで、今年4月21日の『超踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)ではグルメな渡部への苦手意識から、児嶋も巻き添えで“アンジャッシュはNG”としていましたが、やはりいざというときは面倒見がいい兄貴分らしい面を見せたヒロミ。

 その後『八王子』コーナーは、加藤が渡部に対して「生きろー! 死ぬな―!」とスキャンダルの先輩として熱いエールを送り、ヒロミに「復帰したときは、こいつが渡部の応援ソング作るから」とイジられて、幕を閉じた。

 さんまが「変な日に」と語っていたように、間が悪かったという見方もあるが、芸能界屈指のトーク上手であるヒロミとさんまの番組だったこと考えると、児嶋や加藤にとっては、むしろ最高のタイミングだった、と言えるかもしれない。

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