■吉高を追い込んだ怪演
前出のテレビ誌記者は続ける。
「バラエティ番組でも、桐山照史（３０）と中間淳太（３２）が、２０１６年から『ヒルナンデス！』（日本テレビ系）に木曜レギュラーとして出演し、知名度を徐々に上げてきました。ただ、こうして見ると、『パパジャニＷＥＳＴ』こそＴＢＳで放送されていますが、メンバーの日テレの番組での活躍が目立ちますよね」
前出のワイドショー関係者は話す。
「今回の『２４時間テレビ』のパーソナリティーへの重岡さんの起用は、日テレが、今勢いのあるジャニーズＷＥＳＴとの関係性を深めたいという狙いがあるのではないでしょうか。また、グループの中でも、重岡さんをキャスティングしたのは深い意味があるような気がします。彼の俳優としての才能に期待する部分があるのではと」
重岡の演技力はすでに注目されており、その地位も確立しつつあるという。
「『知らなくていいコト 』での重岡の役は、吉高演じる主人公と婚約までしていたのに、殺人犯の娘と知って一方的に破局。それにも関わらず、未練があり、酔って主人公の家に上がり込んで泣き言を言い始めるなど、歪んだ性格のキャラクターとして描かれました。ジャニーズタレントが演じる役であるにもかかわらず、回が進むごとにその“ヤバさ”がエスカレートし、それと同時に重岡の怪演にも大きな注目が集まりました。
重岡はそれ以前にも、２０１６年公開の映画『溺れるナイフ』で、小松菜奈（２４）、菅田将暉（２７）のＷ出演を抜群の演技力で支え、ストーリーに彩りを加えたと評価されていました。演技派ジャニーズとしての注目度も上がってきているため、“ポスト二宮和也（３７）”との呼び声もあるようです」（前出のテレビ誌記者）
