■東出のケースとは大きく異なる

 1度目の報道後の2017年2月、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した大悟は、松本人志(56)から「(酒の席で)完全に認めていたよ。ド不倫って。しかも、その女やめへんって言うてた。あんなことでは別れないって」と不倫継続の可能性を暴露され、「酒の席のこと言うな!」と先輩相手にツッコミ。共演者からもさんざんいじられた。

「大悟は妻から相当怒られたそうですが、なんとか許してもらったそうです。ただ、その後、2回目の報道が出てしまいました。これには、妻も愛想をつかすと思われたのですが、2017年4月に行われたイベントで、“死ぬ気で笑いに変えてこい”と愛のある説教を受けたことを明かし、会場は笑いに包まれたといいます」(前出の芸能記者)

 大悟の妻の人間の大きさにも脱帽だが、大悟にはなぜ大きなバッシングが起きなかったのか。

「大悟は、不倫報道の前から破天荒のイメージが世間に浸透していたからでしょうね。昔ながらの破滅型芸人の雰囲気があり、3月に亡くなられた志村けんさんとも毎日のように飲みに行き、ベロベロのまま収録現場に行くというような話もよく聞こえてきますよね。

 ただ、大悟と同様に豪快なイメージがある千原せいじ(50)は、2019年5月と11月の2度にわたって不倫が、『週刊文春』(文藝春秋)で報じられ、2度目の際は、地方のローカル番組を降板するなど、ダメージがありました。大悟は、番組降板といったダメージはほとんどなく、その後も人気は右肩上がり。

 これは、大悟の妻が許していることが大きな要因だと思われます。不倫は夫婦間の問題で、妻が許している以上、世間も攻められないのではと。芸能人の不倫ネタは盛り上がりますが、前提として不倫は家庭の問題ですもんね。東出昌大(32)のゲス不倫は社会的な現象になりましたが、あれは妻の(34)が傷つき、“東出を許さない”という態度だと伝わってきたことが大きい。そうだったから、特に女性は杏に共感し、彼女と同じように“打倒・東出”となったわけです。

 大悟のケースは、妻が許していて、大悟ももともと破天荒キャラ。だったら騒ぐこともないか、と見るほうも思ってしまうのではないでしょうか」(ワイドショー関係者)

 不祥事を起こしたバッシングの的となる著名人を求め続ける現代社会。そんな中にあっても、カズレーザーと大悟は無敵なのかもしれない――。

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