■ファンに助けを求めたが…
その配達終了後、次の依頼が再び来なくなってしまったクロちゃんは、さきほどヘルプカードを使ったばかりにもかかわらず、さらにもう1種類のカードを使いたいとスタッフに要求。そのカードとは、自身のSNSでウーバーイーツの配達員をやっていると宣伝できるもので、ツイッターのフォロワー数が約70万人いるクロちゃんは「ウーバーイーツやっている写真を撮って、それを載せたら(ファンが)いっぱい頼んでくれる」とSNSの宣伝効果に期待を寄せた。
だが、クロちゃんが自身のツイッターに「クロちゃん、ただいまウーバーイーツ。上野で配達なぅだしん!」と配達用のバッグを抱えた写真入りで投稿したところ、それに対し、否定的な反応が続出。クロちゃんのツイートには、「こっちくんな」「お客様かわいそう」「おまえに配達される料理が不憫でならない」「中身食っただろ」「100%拒否する」などといった反響が相次いで寄せられ、注文は皆無。ヘルプカードを2枚も使ったが、結果的にチームの足を引っ張ることになってしまった。
クロちゃんのツイートに罵詈雑言コメントが殺到するのは、いつものこと。フォロワーが注文してくれるはずと期待したことが、そもそもの間違いだったようだ。