■代替番組は…

 7月16日発売の『女性セブン』(小学館)では、『バイキング』と『グッディ』のどちらかの制作費を削減しなければならない中で、安藤のギャラの高さも『グッディ』打ち切りの要因になったとも報じている。

「安藤さんの1本あたりのギャラは60~70万円はあるでしょう。その場合、年間で総額約1億5000万円ほどにも上るわけですから、制作費削減が迫られているフジテレビとしては『グッディ』終了もやむをえなかったという感じではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

 安藤は1987年10月から『FNNスーパータイム』、『ニュースJAPAN』、『FNNスーパーニュース』、そして『グッディ』と33年間にわたってフジテレビのニュース、情報番組に携わってきた。

 民放キー局ディレクターは話す。

「安藤さんはフジにとっての功労者ですし、『グッディ』の視聴率もそこまで悪くはありませんでした。この業界では、出演者に非がないにもかかわらず、番組が終了する場合などには“代替番組”が用意されることが慣例です。

 安藤さんについても、『グッディ』終了後には日曜朝の報道番組『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に出演してもらおうという声も一部では上がったといいます。

 しかし、現在のフジテレビにそこまでの余裕はありません。代替番組を用意されるなどの、フォローもないまま、いわばお払い箱のような形で安藤さんはフジテレビから卒業することになるようです」

  1. 1
  2. 2
  3. 3