■テレ朝は東出騒動で1度失敗している

 視聴層の若返りも考慮すると、やはり『相棒』に次ぐ新たな長期コンテンツはテレ朝にとって欠かせないだろう。そういう意味でも、『BG』のシリーズ化に寄せられる期待は相当高そうだ。

「今年1月~3月に放送していた東出昌大(32)と桐谷健太(40)主演のバディドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』も、当初は『第2の相棒』を目指してテレ朝が全力で推そうとしていたんですが、第1話放送後に東出の不倫騒動が発覚し視聴者から“東出を出すな”と大バッシングされ、当時は番宣でも東出が映らないありさまでした。

 視聴率も、第1話が12.0%だったのが2話では9.7%に下落。3話で10.3%を記録して以降、1度も視聴率は2ケタにならずに終了してしまいました。また、イメージが地に落ちた東出を主演に続編など作れるはずもない。“第2の相棒計画”は頓挫したといいます」(専門誌記者)

 頼みの綱だった『ケイジとケンジ』が絶望的になり、バディもの、しかも主演の木村が続編に意欲的な『BG』のシーズン2が視聴率的に成功を収めたーー。

 バディ、視聴率、主演のやる気の3つが揃った今度こそ、テレ朝は第2の相棒を生み出せるチャンスかもしれないーー。

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