■当局が動きを活発化させ……

 芸能人の違法薬物事案では、人気バンド・Do As Infinityの元メンバーで作曲家の長尾大被告(49)が、覚醒剤取締法違反(所持、使用)の罪で宮崎地検に7月15日付で起訴されていたことが判明したことも記憶に新しい。

 東京五輪開催まで、警視庁組織対策5課(通称・組対5課)と、同じく薬物犯罪を取り締まる厚生労働省麻薬取締部(通称・マトリ)は、有名人の薬物犯罪摘発にこれまで以上に注力するという報道もあった。

「組対5課もマトリも東京五輪に向け、昨年から今年4月にかけて浄化作戦を行っていたとされます。昨年11月には女優の沢尻エリカ(34)が、今年2月には歌手の槇原敬之(51)がそれぞれ逮捕・起訴されましたが、それも浄化作戦が実ったからでしょう。

 ただ、3月前後から新型コロナウイルスの感染拡大は始まり、聞き込みや内偵といった捜査活動が難しくなってしまったといいます。しかし、岡本容疑者や長尾被告の逮捕のように、ここにきて、組対5課とマトリが活発に取り締まりを行い始めています」(スポーツ紙記者)

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