■乃木坂のエースとして身に付けた「自信」
白石さんの所属する乃木坂46といえば、美少女揃い。顔面偏差値が異常に高いグループとして知られています。卒業後も、女優やアナウンサーとして活躍している方が数多くいます。
日本テレビアナウンサーの市來玲奈さん、テレビ朝日アナウンサーの斎藤ちはるさんなどは乃木坂1期生であり、現在も第一線で活躍していますよね。
ただ、この2人がグループ所属当時に目立った存在であったかというと、そうでもありません。むしろ、乃木坂卒業生という肩書が、現在の人気に一役買っているようにも感じます。
それだけ層の厚いグループ内で、絶対的エースとして存在してきたのが白石麻衣さんなのです。肩に圧し掛かるプレッシャーたるや、凄まじいものがあったはず。
また、彼女は華やかなオーラを放つ裏で、酷いイジメを受けていた暗い過去を抱えています。さまざま逆境を跳ね除け、グループ躍進の礎を築いたことで身に付けた自信は、簡単には揺るがないでしょう。
乃木坂のエースは、グループを離れたあとも、芸能界のエースとして活躍していくことは間違いないでしょう。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、白石さんのグループ卒業は延期され宙に浮いた状態となっていますが、本人は「もうちょっとアイドルができる」と前向きに捉えているようです。培ったものを後輩たちに託す時間となっているのか。もうしばらく乃木坂を4649(ヨロシク)お願いします!
(文・塚田牧夫)