■帰りたくない…

 一方で勝地も、男女別け隔てなく接する好青年であるものの、突如怒りのスイッチが入ることがある、と2014年6月の『日刊ゲンダイDIGITAL』は報じている。

「勝地さんも、ひとたびキレモードに入ると、直接的な暴力をふるうことはないようですが、暴言や罵声が酷いと聞きます。前田さんも、ヒステリックな部分がありますから、勝地さんの怒りに過剰に反応することもあるようです。勝地さんは日頃から、前田さんの激しい感情に振り回されていましたから、そろそろ限界が来たのでしょう。周囲に対して、“鬼嫁のいる家に帰りたくない”と疲れた表情で、愚痴を言っているといいます」(芸能プロ関係者)

 ここまで来ると、夫婦関係の修復も難しそうに見えるが、

「前田さんは周囲に対して、“絶対に離婚はしない!”と断言しているみたいですよ。勝地さんも、別宅で生活はしていても、子どものことは常に気にかけているそうです。前田さんもやはり父親の存在は大事だと考えていて、そこが離婚しない大きな要因なんでしょう。ただ、それだけではなく、前田さんが離婚した際に後ろ指を指されるのがイヤだ、というのもあるとか……。

 前田さんは結婚、出産を経てもストイックな姿勢は崩さず、今でも映画を年間100本見るほど勉強しているそうです。昨年6月に公開された映画『旅のおわり世界のはじまり』では主演を張って、業界関係者からも高い評価を受けていました。

 前田さんにとっては、現在は女優としての地位を固めつつある大事な時期。ここで、結婚から2年も持たず離婚となったら、せっかく築いてきた女優としての評価に傷がついてしまう、と考えているのかも。ただ、勝地さんも前田さんも我が強い。そのため、話し合いもままならず、長く別居状態が続いてしまうのかもしれませんね……」(前出の芸能プロ関係者)

 家族にとって良い落とし所があれば良いのだが――。

(2020年7月3日公開)

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